7月の後半に夏のスペイン旅行に行くことになり添乗員の方から電話連絡を頂きましたので、夏のスペイン旅行の暑さはどれほどか聞いてみました。
回答はとても暑いのでそれなりの対策をしてくださいと言われました。
夏のスペイン旅行で次のものを用意すると良いですよと言われました。
帽子、サングラス、日焼け止め、日傘
これらは日本の真夏でも必要なことから持って行こうとは思っていましたので、旅行にはもちろん持参しました。
そして添乗員の方も以前はスペイン在住だったとのことで、スペインの夏の暑さに関しては十分に知っているとのことでした。
実際にスペイン旅行中にはこの4点を添乗員はしっかりと利用していました。
折りたたみ式の日傘をさして大きな帽子をかぶり、サングラスをしっかりかけていました。
ヨーロッパの方は日焼けすることが好きというイメージなのですが、実際はしっかりと日焼け止めを行っているそうです。
暑さに関しての感覚は個人差がありますが、ツアーに参加された方からはそれほど暑いという事は話題にならなかったというのが実情でした。
むしろ毎日天気が良かったことから、スペイン旅行を十分に楽しむことができました。
ただし私はアルハンブラ宮殿の日中の観光中に熱中症になりかけましたので、急いでホテルに戻りドリンクを飲んで冷たいシャワーを浴び回復しました。
いつもドリンクだけは忘れないで携行して、こまめに水分補給をするのが夏のツアーには必要です。
あまりにも暑いということから個人的には熱さまシートとシーブリーズを持っていきましたが、これらは不要でした。
日中は気温が40℃以上のことが何回もありましたが、湿度が低いことから意外と暑さをそれほど感じることもなく、徒歩での観光が終わりバスに乗車すれば冷房が効いていることから、熱さまシートが必要となるほど体がほてることはありませんでした。
また、日焼け止めを塗っておけばシーブリーズもまったく必要ではありませんでした。
意外に役立ったものが冷却汗拭きシートです。
汗をかいた時に冷却汗拭きシートを使って体を拭きますととても気持ちが良いのです。
観光が終わってバスに乗った時に使えば、汗を拭けてデオドラント効果もありますので汗の臭いも気にならなくなります。
観光中に暑くて大変という時にも使えばひんやりして気持ちが良いのです。
今回訪れた観光地で特に暑いと言われたコルドバで、観光バスに設置されていた温度計は43℃となりました。
その状態で町の中を徒歩で観光したのですが、日傘があれば直射日光を遮ることができますので、耐えられないほど暑くて大変という状態にはなりませんでした。
日本の夏と違い湿度が低いことから、蒸し暑いといったことが無いのは助かりました。
日傘があれば帽子は必要ないとも感じました。
私が持っていったものは折りたたみ式のそれほど大きくない日傘でしたが、頭と腕の部分を日陰にすることができましたので、気温は高かったのですがそれほど暑さを感じることもなく観光をすることができました。
空気が乾燥していますので汗をあまりかいていない様に感じるのですが、体はしっかりと発汗していますので十分な水分補給が必要です。
ペットボトルを何本も持って行くのは大変と思われるかもしれませんが、水は袋などに入れてバスの車内に置いておけば2〜3本は持っていけますし、バスによっては運転手の方がバスの冷蔵庫の中に販売用の水を用意していてくれますので、観光でバスを乗り降りする際にそれを購入して飲むという事もできます。
熱中症対策は夏の旅行の時には大切で、スペインのテレビの天気予報でも気温と共に熱中症対策をしっかりしましょうとアナウンスしていました。
夏のスペイン観光時の服装は、日本の夏の服装と同じでまったく問題ありません。
夏のスペイン旅行の服装で注意しなければならないのは、移動するバスの冷房が効きすぎている事があることです。
そのため私はバスに乗車する際には必ず長袖の羽織るものを用意して行きました。
バスの冷房をもっと弱くして欲しいと添乗員の方に言ったのですが、バスのドライバーの座っている場所は日が当たる場所にいることからとても暑いので、車内の冷房の温度はドライバーが決めるとのことでした。
長袖の羽織るものは車外での観光中はバスの中に置いておけば良いことから、朝バスに乗車する際には水と羽織るもの、日焼け止めを入れた袋を車内に持ち込んでいました。
レストランは冷房が効きすぎということはありませんでしたので、注意しなければならないのは長時間移動する冷房のよく効いた車内だと思います。
移動中には日傘を使っていますので、暑さ対策をしての感想となっています。
マドリード
スペイン広場やマヨール広場は徒歩ですが、それほど長い時間の観光ですから問題ありませんし、プラド美術館は屋内ですから暑さは全く問題ありませんでした。
トレド
午後の観光でトレドに行きましたのでその時の気温は42℃程でした。
街の中の観光は道路が狭いこともあり、日陰も多かったことと日傘を使って移動しましたので、気温ほど暑さを感じませんでした。
バス停からの登り坂にはエスカレーターもありましたので、意外と快適に観光ができました。
コルドバ
一番暑いと言われましたコルドバですが、バスが停まった場所からイスラム大寺院のメスキータまで歩くだけでしたので、43℃という気温の割に暑さを感じることもありませんでした。
メスキータ内は屋内ですから暑くはありませんでした。
グラナダ
アルハンブラ宮殿はかなりの距離を歩いて観光しますのでとても汗をかきました。
気温は39℃だったこともあり、熱中症予防でかなり水を飲まなければなりませんでした。
それでも暑さでヘネラリーフェ庭園まで歩けない方もいましたし、観光途中で宿泊していた隣接ホテルのパラドール・ナシオナル・グラナダまで戻る方もいました。
今回の旅行で一番暑くて大変と思ったのは、私個人ではアルハンブラ宮殿の徒歩での観光でした。
庭園も広いので暑い中で結構の距離を歩きます。
ミハス
バス停が街の観光地から遠い場所であったので歩く距離はそれなりにありました。
天気がとても良かったので35℃と暑さを感じたのですが、日傘がありましたのでかなり助かりました。
街の売店などで飲み物は簡単に手に入りますので安心でした。
バルセロナ
気温は38℃でしたが、バスセロナは他の都市とは違い湿度を感じましたし、現地の方もバルセロナは湿度があると言っていました。
グエル公園の散策は距離を歩きますが、こちらも日傘があれば問題なく観光を楽しむことができました。
夏のスペイン旅行はとても暑そうだからということで、行こうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
個人的には行って良かったと思います。
天気が安定していましたので旅行自体を十分に楽しむことができました。
ツアーでは75才の方も同行していましたが、元気に観光をされていました。
直射日光を避ける帽子や日傘があれば暑さはそれほど感じませんでしたし、水分補給をしっかりすれば問題はそれほどありませんでした。
暑さの感じ方は個人差がありますが、日本の夏の暑さの方がよほど大変といった感想でした。
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