ヨーロッパアルプスといいますとスイスを思いつく方が多いと思いますが、私たち家族はスイスだけでなくイタリア、フランス、オーストリアからのアルプスも楽しむ機会があり、それぞれに楽しむことが出来ました。
特に夏の高山植物の綺麗な時期でのハイキングをしますと、雄大な景色と共に奇麗な高山植物を楽しむことが出来て、ヨーロッパアルプスに来たという贅沢な雰囲気を楽しむことができます。
ヨーロッパアルプスは日本の山岳地帯とはまったく違った風景が広がりますのでどこを撮影しても絵になりますし、写真が好きな方でしたら時間が足りないと思われることでしょう。
最近は円安の影響でヨーロッパアルプスを楽しむツアーはとても高額となっていますので、自分の行きたいイメージにピッタリな所をしっかり選ぶことが大切です。
私たちはユングフラウにもモンブランにもマッターホルンに観光に行き、それぞれで一番高い場所まで行きましたが、高所に行きますとそこは岩と雪、氷河の世界となりますので、高山植物が咲き誇るアルプスのイメージとは違うものとなります。
せっかく行ったのですからもちろん全て観光されることは良いと思いますが、必ずふもとでユングフラウ、モンブラン、マッターホルンを眺めながら高山植物が咲くトレイルのハイキングを行うことが絶対にお薦めです。
たとえばグリンデルワルトで午前中がユングフラウヨッホの観光で午後はフリー時間となっている場合などでしたら、ランチ後はクライネシャイデックでとどまり、午後はそこからのハイキングを楽しむことがお薦めです。
クライネシャイデックでランチの前後にフリータイムが少しでもあれば是非アイガーグレッチャー駅方面の道を少し登って行くことをお勧めします。
少し上に行けばこの様な景色での写真を撮って楽しむことができます。
わが家はツアーで添乗員とのユングフラウヨッホへの観光はキャンセルして、途中のアイガーグレッチャー駅で下車してクライネシャイディックまで下るハイキングを楽しんだ事がありました。
下り道ですからとても楽に歩くことができますし、アイガーグレッチャー駅の近辺からのアイガー氷河の景色は目の前に迫って来て、クライネシャイディックから見るよりも迫力があります。
このコースを下った時にはハイキングコースにはほとんど人が居ませんので素晴らしい景色を独り占めできました。
また登山電車の横にルートがありますので、登山電車が入ったヨーロッパアルプスの景色が撮り放題でした。
クライネシャイデックでユングフラウヨッホまで行ったツアーの方々と再び合流すればまったく問題ありませんでした。
またもうひとつのお勧めはさっさとグリンデルワルトまで戻り、フィルストからフィルスト から バッハアルプゼーまでのハイキングです。
フィルストを出発して天空の山上湖のバッハアルプゼーまでは片道1時間ほどですから午後の観光でも十分に楽しむことができます。
わが家はあまりの景色の良さに景色を楽しみ過ぎて時間が足りなくなってしまい、途中で折り返すことになってしまいました。
それでも十分にハイキングを楽しむことができました。
標高1,200メートルから2,000メートルのアルプと呼ばれる山の牧草地に花が咲くのは5月中旬から6月中旬です。
さらに標高が高くなりますと花が咲くのは6月上旬から7月上旬となります。
訪れたい場所に咲いています高山植物の花が分かればベストシーズンがわかります。
主な花の咲くシーズンは次のようになっています。
ゲンゼブリュムヘン 3月から9月
トロールブルーメ 5月から7月
フリューリングス・クロクス 3月から6月
アルペン・フェアギスマインニヒト 6月から8月
べヴィンペルター・マンスシルト 5月から7月
ベルク・ハーネンフス 5月から8月
マイグレックヘン 4月から6月
ローテ・フェルゼンプリメル 5月から7月
ベルク・ローゼ 5月から7月
シュタイン・ケルネ 5月から7月
ゲルベ・アルペン・クーシュレ 5月から7月
アルペン・ソルダネッレ 5月から7月
まだまだあますが、7月ではなく6月が意外と良い時期だということがわかります。
お礼とお願いについて
ヨーロッパ大好き家族によります素人調査隊のサイトに訪問いただき、大変ありがとうございます。
当サイトは素人調査隊がヨーロッパ旅行の際に体験したことや調べたことのサイトとなっています。
そのため記事内容が最新の情報と違っている場合がありますのでご容赦ください。
記事のリンク等に問題がございましたら直ちに削除させていただきますので、大変申し訳御座いませんがご連絡を頂けます様、よろしくお願いいたします。
ヨーロッパ好きtomoちゃん
sutekinatabinotomo@yahoo.co.jp