今日は砂漠のホテルをチェックアウトし4WDに乗ってバスが待っているエルフードの街まで向かいました。
砂漠のラクダ観光後はすぐに朝食となり、済ませてからのホテル発は午前9時30分でした。
メルズーカのホテルには1泊分だけの荷物のみを持って来ている状態でしたから、ラクダツアーの際の寒さ対策した服装から防寒着を脱ぐだけでチェックアウトの支度ができます。
それでも砂漠のラクダツアーからホテルに戻ったのが午前8時30分ですから、ホテル出発までには1時間しかなかったので忙しかったのも事実です。
今日はバスでの移動途中でトドラ渓谷観光がありますが、エルフードからワルザザートまでの移動がメインの日となっています。
移動距離はエルフードからトドラ渓谷までが155キロ、そこからワルザザートまでが183キロとなっています。
乾燥した場所の道路を走っていますと砂が舞って大変で、その様子は動画を見て頂くとわかります。
砂漠地帯をひた走る道ですが、道の両端にはモロッコの灌漑施設の地下水道溝カッターラがあり見学しました。
見学用にできた土産店併設の施設もありましたが、私たちのバスは何もないポツンとあるカッターラの場所で停車しました。
カッターラとはモロッコで1200年以上前からある灌漑設備だそうです。
地下水を水源から数km先にある街や農地まで送りこむために地下の水道溝を作った際に残ったものです。
砂漠に穴を掘った跡の残土の山がポツポツと点在しているのです。
この水脈は遊牧民も利用しているとのことです。
この竪穴を見学するのですが、下を見下ろすのは恐る恐るとなります。
穴の周りの残土は乾燥した地帯のため固まっていました。
カッターラ見学はバスに長く乗車している時の気分転換にはなりました。
再びバスに乗車してトドラ渓谷に向かいます。
旅行日程表ではこの後トドラ渓谷まで行き観光後にランチとなっていたのですが、今回はトドラ渓谷の手前にある町のレストランでランチとなりました。
トドラ渓谷観光後のランチですとランチ時間が午後1時30分以降になってしまうことから変更となっていたと思いますが、変更によりランチは12時20分頃から頂くことができました。
今朝の砂漠のホテルの朝食はあまり料理の品数がありませんでしたのであまり食べることができず、お腹も減ってきていましたので良かったと思いました。
ランチ後にはトドラ渓谷に向かいます。
途中にあるティネリールの町を見下ろす展望台もフォトスポットですからこちらでもバスは停車して写真タイムでした。
トドラ渓谷の壮大な眺めはやはり動画で見て頂くのが良いでしょう。
オアシスという風景はこういった風景と納得させてくれるものでした。
ランチは移動の関係でスケジュール表では午後1時30分からとなっていましたので遅い時間のランチ予定だなと思ったのですが、今回からレストランを変えたとのことでチンダッドにあるホテルのムウベルベレオーベルジュのレストランで頂くことができました。
12時20分頃からのランチとなりましたのでお腹が丁度減った時間でのランチとなりました。
今回以前のツアーでは違うレストランでのランチとなっていたそうで、今回から新たに利用することになったレストランとのことでした。
同行した方の話ではヨーロッパに支店があるフレンドツアーは実際にスタッフがレストランに行って新たなレストランを開拓しているとのことですが、JTBはフレンドツアーで利用するレストランをマネて利用しているということを聞いたそうです。
モロッコの片田舎で良いレストラン探しは大変なのだと思いました。
このホテルレストランでのランチは私たちのツアー客利用だけの利用でしたのでゆっくり食事を楽しむことができました。
料理の内容は次となっています。
ハリラスープ
ホットサラダ
トマトと卵のケフタタジン
オレンジ
野菜が新鮮なモロッコのサラダはとても美味しいので毎回楽しみです。
タジン料理は少し飽きてきましたが、こちらのタジンは卵とミートのトマトソースが絶妙な味でおいしく頂くことができました。
タジン鍋はフタを乗せて持ってテーブルまで来てくれて、目の前で召し上がれと開けてくれるのも好評でした。
こちらは辛味の調味料です。
フライドポテトもありましたのでお腹は膨れました。
こちらのレストランにはビールやワインはありませんでしたので残念でした。
ホテルには猫がたくさんいました。
トドラ渓谷に着きますとバスを降りて散策で、断崖絶壁の岩肌を見ながら渓谷を歩きます。
もちろん観光地ですから土産店があり、お土産の売り込みもしっかりあります。
少しだけ動画も撮りましたのでご紹介します。
トドラ渓谷はロッククライミングが盛んな場所だそうですが、今日はクライマーの姿を見ることはできませんでした。
トドラ渓谷観光は無くても良いかなというのが個人的な感想で、長距離移動の際の気分転換スポットでしょうか。
ティンジルの町からトドラ渓谷まで行きますが、また同じ道をティネリール(ティンジル)まで戻ってそれからワルザザートに向かいます。
モロッコはダマスクローズの世界四大産地のひとつで、今回のツアーではカスバ街道沿いのバラの産地で有名な村のケラア?ムゴナKelaat M'Gounaにあるバラ水(ローズウォーター)や石鹸などのバラを使ったコスメを売るお店に寄りました。
お店には次々とツアーのバスが来ていて、バスから降りてお土産を購入する方が何名もお店に入って行きました。
こちらにはトイレがあり無料で利用することができます。
こちらのお店でショッピングを楽しんだ後はワルザザートのホテルに向かいます。
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