
フェズで宿泊したホテルはパレ オメヤド スイート & スパでした。
ツアーの案内書ではホテル名がパレウメイヤとなっていましたが正式名称はパレ オメヤド スイート & スパ Palais Ommeyad Suites &Spaとなっています。
旧市街地にあるこの門からホテルに向かいます。
王族の館を改装した5つ星のホテルとのことでとても期待していたのですが、ホテルの隣に新しく豪華なホテルが工事中のこともあって狭い路地からホテルに入っていきました。
ロビーではミントティーのウエルカムサービスがありました。
ロビー自体はそれほど広くありませんし、豪華感も期待が高かったので物足りなく感じてしまいました。
2012年オープンのホテルとのことですから、設備の古さをとても感じてしまいました。
特に私たちの部屋のドアは木製なのですが建付けがとても悪く強く引っ張らないと閉まらないような扉でした。
部屋には眺望のある窓がありませんのでせっかくの広い部屋が閉所感を感じてしまいました。
日中は隣のホテルの工事の音がうるさいですし、夜もバイクで走る音や道路で話す声がしっかり聞こえてくるのは遮音性が良くないからでしょう。
こちらのホテルで2泊しましたが5つ星のホテルでの優雅な滞在とは行きませんでした。
これは宿泊する部屋にもよりますので、良い部屋に宿泊するとイメージが違うかもしれません。
エレベーターが1基しかありませんので部屋やレストランに行くには階段を利用している方が多かったです。
2階から4階のレストランまで行くのはちょっと大変でした。
旧市街にホテルがあることから添乗員から夜や早朝の散歩などの外出には注意が必要で、1人では絶対にホテルの外に出ないようにと言われました。
こちらが中庭ですが残念ながら私たちが宿泊した部屋からは見ることができませんでした。
パレ オメヤド スイート & スパでの私たちの部屋は中庭に面した部屋ではありませんでした。
部屋は210号室で2階から3階へ上がる階段途中の踊り場に出入口があるといった部屋でした。
中庭に面した部屋番号は201から209でしたので、部屋がいったいどこにあるのかわからずホテルスタッフに案内してもらって分かった場所でした。
部屋はモロッコ調とのことでしたが設備の古さは隠せません。
部屋に入ってチェックしますとお風呂の浴槽の蛇口からほとんどお湯が出ませんでした。
浴槽もあまりきれいではありませんでしたし、ジェットバスの装置も故障していて使えませんでした。
シャワーブースもありますが仕切りが無いことから使用しますと隣のトイレや洗面の場所まで濡れてしまって大変でした。
添乗員の方が部屋のチェンジをしてくれようとしたのですが、3階のシャワーのみの部屋しか無いとのことで修理をして使うことになりました。
せっかくホテルに午後5時にチェックインしたのですが、お風呂の蛇口の修理してもらうまでに時間がかかってしまいディナーの7時までほとんど時間がありませんでした。
部屋に不都合が無かった方はディナー前にシャワーを浴びて着替えることができた方もいましたので、私たちはとても残念でした。
ルームアメニティとしては冷蔵庫があり、中には飲み物があるミニバーとなっていました。
ミニバーの料金は次の通りでした。
スモノフアイス 75dh
レッドブル 70dh
エビアン 40dh
コカ・コーラ 35dh
カサブランカビール 70dh
金庫はなぜかありませんでした。
コンセントの形状は部屋のコンセントはC型だったのですが、なぜか洗面台にあるコンセントだけがSE型でC型のプラグは使えませんでした。
私たちはSE型でも利用できるマルチプラグを持っていましたので問題ありませんでしたが。
バスルームにはバスローブがありましたし、スリッパも用意されていました。
バスアメニティはシャンプー、コンディショナー、バスジェルでした。
設置型のドライヤーもあり風量は十分のものでした。
Wi-FiはレストランやロビーではホテルのフリーWi-Fiが利用できましたが、210号室は客室用のWi-Fiが届いていないのか利用できませんでした。
部屋の空調による暖房は温度を最高にしてもあまり温かくありませんでした。
そのため空調のファンをマックスにするのですが、ファンの音がガタガタとして寝る時にはとてもうるさく感じてしまいました。
ファンを弱くすると夜になって気温が下がってくると寒いので大変でした。
11月でも肌寒いと感じましたので冬季の旅行の方は大変かもしれません。
部屋にはフルーツが用意されていました。
クラッシクな雰囲気が好きであればそれなりに楽しめるかもしれません。
パレ オメヤド スイート & スパには2泊しましたので朝食と夕食は2回ホテルレストランで頂きました。
ディナーはビュッフェではなくコース料理となっていたことはうれしい限りでした。
レストランでは生バンドの演奏もありモロッコにいるという雰囲気を高めてくれます。
ホテルのレストランは4階にあることから眺望があるのですが、ディナー時間はもう暗くなってしまっていて何も見ることが出来ませんでした。
レストラン自体の雰囲気は高級感もあり良いので食事は楽しめました。
ワインはもちろんモロッコ産のワインをお願いしました。
フルボトルで330ディルハムと格安で楽しませてもらいました。
魚料理にはメダリオンの白で肉にはメダリオンロゼを頂きました。
残念ながらグレーワインは無いとのことでした。
1日目のディナーメニューは次となっていました。
かぼちゃのスープ
スズキのグリル
レモンタルト
久しぶりのコース料理でスズキも癖が無く美味しく頂きました。
2日目のディナーメニューは次となっていました。
シーザーサラダ
ビーフステーキ
サンミシェルケーキ
新鮮で美味しい野菜はモロッコ旅行で食べていましたが、味が今までのサラダとは違うシーザードレッシングが美味しく感じました。
牛は赤身でしたが思ったよりも柔らかいので美味しく頂きました。
フェズの市場にあった肉屋さんにあった生々しい牛肉が美味しく調理されたのではないでしょうか。
ステーキソースもグレイビーソースの様な味だと感じたのですが、個人的はとても素敵な味でした。
ケーキも出されますので5っ星のホテルのレストランを楽しませて頂きました。
朝食も4階にあるレストランでビュッフェ料理となっていました。
朝のレストランオープン時間に行きますと1日目は朝7時からでしたがまだ温かい料理の一部が出されていませんでした。
2日目には添乗員の方がお願いして朝6時30分からにしてもらったのですが、オープン時にはしっかりと料理が用意されていました。
レストランから見る景色はまだ日が昇る前となっています。
料理の種類はそれほど多くありませんが、チーズとハムを挟んで焼いたホットサンドは美味しく頂きました。
シンプルですが美味しそうだと思いませんか。
ごちそうさまでした。
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