カタール航空のビジネスクラス搭乗記 Qスイートの座席と機内食とパジャマやスリッパのアメニティと機内エンターテイメントとラウンジについて教えます

カタール航空のビジネスクラス搭乗記 Qスイートの座席と機内食とパジャマやスリッパのアメニティと機内エンターテイメントとラウンジについて教えます

ビジネスクラスの座席について

今回のモロッコへの旅はカタール航空の利用で羽田からドーハ経由でカサブランカ空港といった路線の全区間をビジスクラスで楽しみました。

 

羽田からのドーハへの機材はA350-1000型でしたのでQスイートを堪能しました。

 

シート配列が「1-2-1」の配列となった46席のビジネスクラスの席を楽しませてもらいました。

 

エアバスA350-1000のビジネスクラスのシートのサイズは次となります。

 

シートピッチ 261cm
シート幅 53cm
ベッドとして利用する時のベッドの長さ 201cm

 

Qatar Airways Airbus A350-1000シートマップ A350-1000 V.1Qatar Airways Airbus A350-1000シートマップ. Provided by seatmaps.com

 

実際にA350-1000のビジネスクラスのシートを利用した感想は、通路側に仕切り壁を設置できることから個室感がとてもあり、パジャマに着替えることも簡単にできましたのでとても良いと思いました。

 

半面、しっかりと区切られたシートとなってしまいますので解放感は無くなりそれほど広いといったシート周りを感じてしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

進行方向向きの席は隣との席の合間に仕切りがしっかりあります。

 

 

 

そしてドーハからカサブランカの機材はボーイング777-300ERで、こちらもQスイートとなっていまして座席の様子はエアバスA350-1000とほぼ同じでした。

 

帰国時のカサブランカからドーハの機材はボーイング777-200でした。

 

ビジネスクラスはQスイートではなく、シェル型のフルフラットシートです。

 

シート配列は「2-2-2」の配列となっています。

 

窓際の列も2席が並んでいるので、ベッドとして利用している時には窓際の席から通路に出る場合には通路側のベッドをまたがなければならないのが難点でした。

 

 

 

 

 

 

シェル型のフルフラットシートのサイズは次となります。

 

シートピッチ 198cm
シート幅 56cm

 

全席の背面にあるモニターは17インチと大型なのですが、かなり足元が広いので遠く感じてしまいました。

 

Qスイートではなくてもパジャマはもらえますので着替えてフルフラットベッドで寝ることができます。

 

ドーハから羽田の機材はエアバスA350-900でした。

 

Qatar Airways Airbus A350-900シートマップ A350-900 V.2Qatar Airways Airbus A350-900シートマップ. Provided by seatmaps.com

 

Qスイートですが今回は後ろ向きに座る席でしたから、真ん中の2席の間の間仕切りはしっかりと下がる様になっていました。

 

そのためこの仕切りを完全に下ろしますと隣とのコミュニケーションがとても取りやすくなっていましたので、飛行中はよく会話できました。

 

 

ベッドにしますとダブルベッドの様な外観となり、広々と感じました。

 

 

 

 

もちろん寝る時にはベッドパットを敷いてもらえますし、枕カバーも付けてくれます。

 

Qスイートはとてもお勧めで、エミレーツのビジネスクラスのシートよりも良いと感じています。

アメニティについて

ビジネスクラスのアメニティはイタリア・ミラノの老舗旅行鞄メーカーのBRIC’S(ブリックス)のポシェットに入っています。

 

中身はアイマスク、靴下、耳栓、リップクリーム、スキンクリーム・フェイシャルミストが入っています。

 

行きの機内でもらったアメニティのリップクリーム、スキンクリーム・フェイシャルミストは乾燥したモロッコの旅行中で使わせてもらいました。

 

 

 

 

パジャマはどの区間でも持ってきてくれましたが、サイズはCAが乗客を見てからサイズを決めて持ってきてくれていました。

 

身長175センチの私はMサイズがぴったりで、Lサイズでは大きすぎました。

 

パジャマはイギリスで人気のホームウェアブランドのザ・ホワイトカンパニーの物となっています。

 

 

 

Qスイートのビジネス席は通路側の衝立を上げますと着替えがしやすいので、パジャマに着替えてゆっくりと寝ることができます。

 

機内では下はGパンを脱いでパジャマに着替えて、上はシャツの上からパジャマを着て寝ていました。

 

スリッパももらえますのでもちろん靴下は脱いで素足で寝ましたし、機内の移動はスリッパを利用しました。

 

 

往路でもらったパジャマは旅行中のパジャマとして使え便利ですので持ち帰りましょう。

エンターテイメントについて

日系の航空会社ではないと機内で見る日本語の映画が少ないのではないかと心配していましたが、日本語で楽しめる映画の数は日系の航空会社と変わらない本数だと思いました。

 

コントローラーで言語を日本語として映画を選べば簡単に見つけることができます。

 

おかげで往復の機内で6本もの映画を見てしまいました。

 

 

機内食について

 

羽田からドーハは深夜発の便ですから搭乗してすぐにはしっかり食事を楽しむことができませんでした。

 

またドーハ着は朝ですから朝食を頂きました。

 

基本的に食事は好きな時間にできますが、搭乗してすぐの食事はオーダーを取りにきてくれます。

 

羽田からドーハ間のメニューは次となっていました。

 

もちろん日本語のメニューもありますが、日本語メニューを指差ししてオーダーするのは日本人以外のCAにはわかりにくい様でしたので、英語メニューを指差ししましたらよくわかってもらえました。

 

英語が不得手の方には英語メニューの指差し注文がおすすめです。

 

アラカルト

 

スープ
・サツマイモと生姜
・ホイップクリーム

 

前菜
・特製アラビアメッツエ
ホンモス、タップーレ、モウタバル、アラビアピタパン
・ホタテのグリルと枝豆のピューレ
タラコ、野菜のサルサ、レモンウェッジのグリル

 

メイン
・チキンコフタ、ビーフン入りライス
野菜のサローナ、揚げ玉ねぎ、レーズン、カシューナッツ、レイタ
・ハーブ風味のベイクドサーモン、オリーブ、トマトソース
マッシュポテト、シャロット、ベビーキャロット、サヤエンドウ
・カボチャのロースト、カリフラワーのクスクス
カボチャのピューレ、ベシャメル、アスパラガス、パインナッツのロースト

 

パン
・アーティサンブレッド各種
パンや料理を上質なオリーブオイルと共にお召し上がりください
モンテヴィアーノのオリーブオイルには、バルサミコ酢、トマトチリ、スパイシーレモン、ザクロのいずれかをお好みで合わせていただけます

 

チーズプレート
モントレージャック、ミモレット、シャンピニオンカンボゾーラ
フルーツジェリー、クラッカー

 

デザート

・マロンケーキ
・バニラソース

 

・フレッシュベリーとローズウォーターシロップ
・グルメアイスクリーム

 

軽食
・ミックスガーデンサラダ
ドレッシングにはバルサミコ酢、トマトチリ、スパイシーレモン、ザクロのいずれかをお好みで合わせていただけます

 

羽田のビジネスラウンジでしっかりと夕食を食べてしまいましたので、とても美味しい料理だったのですがあまり楽しむことができずに残念でした。

 

機内食をしっかり楽しみたい方はラウンジでの食事の量を減らすと良いと思います。

 

せっかくですから出発してからすぐに食事をしまいたが、ビジネスクラスの場合は好きな時に食事ができますのでひとまず寝て起きてからからCAの方に料理を運んでもらうのも可能なのです。

 

1回目の食事はディナーを頂きましたので、2回目の食事は朝食を食べました。

 

メニューの内容は次となっていました。

 

朝食
・フレッシュオレンジジュース
・リンゴとセロリのジュース

 

スターター
・フルーツプラッター

 

・ギリシャヨーグルト、柚子とオレンジのコンポート、ナッツ入りグラノーラのトースト

 

・シリアル各種
ケロッグコーンフレークもしくはウィータビックス

 

・冷製プラッター
スモークサーモン、エメンタルチーズ、チェリートマト、玉ねぎのピクルス、ゆで卵

 

メイン
・ポーチドエッグ、オタンディーズソース
牛肉とポテトのガレット、ほうれん草のバター炒め、シチリアトマト
・ココナッツオートミール、チアシード入りクリームハニー、ラズベリー

 

パン
・ベーカリー各種

 

 

日本からの便ですから和食懐石もディナーと朝食で用意されていました。

 

ディナー
・前菜
海老の煮物、干し柿のミルフィーユ
鴨ミンチ入り玉子焼き、イカのボイル、ミックスベジタブル、大根のピクルス
・お吸い物
・台の物
牛肉のすき焼き、もしくは鯛の柚庵焼きから一品
豆腐、ニンジン、ほうれん草、しいたけ、おにぎり
・添え物
昆布大根、ミブナの漬物、柴漬け

 

朝食
・前菜
鮭、ニラ玉子焼き、大根おろし
辛子明太子、ゴマ入りほうれん草のおひたし
・味噌汁
・台の物
サバのグリル、もしくはチキンの大根おろし掛けから一品
揚げ豆腐、ニンジン
サヤエンドウ、ゴマ入りおにぎり
・添え物
漬物

 

 

軽食
・お寿司各種
ガリ、ワサビ、醤油

 

これ以外にも軽く食べたい方やおつまみが欲しい方のためのスナックメニューがありました。

 

スナックメニューは映画を見ながらビールやワインのおつまみに最高です。

 

・海苔鮭
・胡麻豆腐のうまだしゼリー掛け
・焼き鳥
・海老のケイジャン風味
・野菜ロールのグリル
・フレッシュイチゴのチョコレート掛け

 

ワインはボルドーのシャトー・コルバン ミショットがありましたので頂きました。

 

フランスのサンテミリオン地区でグラン・クリュという評価の非常に高い格付けを受けているワイン銘柄です。

 

日本での価格は6,000円ほどとなっているもので、パーカーポイント90点です。

 

ドーハからカサブランカまでのメニューは英語とアラビア語となります。

 

ドーハからカサブランカの便は午前7時15分発で、カサブランカ着が午後1時30分ですから朝食とランチを機内で食べる事となります。

 

もちろん日本語メニューではありませんでしたが、日本語に訳すとメニューは次となっていました。

 

アラカルト

 

ブレクファスト
・フレッシュオレンジジュース
・フルーツスムージー

 

スターターズ
・季節カットフルーツのプレート

 

・ギリシャヨーグルト、マンゴー、パッションフルーツコンポート、ナッツ入りグラノーラのトースト
・シリアル各種
ケロッグコーンフレークもしくはウィータビックス
・冷製プラッター各種
ビートルートのピクルス、チェダーチーズ、クリームチーズ、湯通しケール

 

メイン
・伝統的アラビア風朝食
フェタチーズ、キュウリ、トマト、オリーブ、パリラ、アラビアピタパン

 

 

・レッドオニオンとチキンとスモークターキーソーセージのオムレツ
グリルしたトマト、アスパラガス、ポートベロマッシュルーム

 

・スティール カット オーツのベリーとクリーム添え

 

ブレッド
・朝食ベーカリーのセレクション

 

ライトオプション
・ミックスガーデンサラダ
ドレッシングにはバルサミコ酢、トマトチリ、スパイシーレモン、ザクロのいずれかをお好みで合わせていただけます
・コテージパイ
バターブリオッシュ
・アフタヌーンティー
フレッシュフィンガーサンドイッチ、温かいスコーン、クロテッドクリーム、フランスのペストリー

 

 

・ミニスライダー
ビーフとチキンのバーガーと分厚いチップス

 

・チーズプレート
ノルマンディー・カマンベール、ラトランドレッド、アルガウブルー、クラッカー、オレンジマーマレード

 

なかなか充実したメニューでカサブランカまでの8時間ほどでの機内食を楽しませてもらいました。

 

帰国時のカサブランカからドーハまでの機内食のメニューは次となっていました。

 

カサブランカから出発は午後7時55分でドーハ着が午前5時となりますので夕食と朝食に対応したメニューとなります。

 

メニューの記載は英語とアラビア語で、日本語に訳すと次となります。

 

アラカルト

 

スープ
・レンティル(レンズ豆のスープ)

 

前菜
・特製のメゼ
フムス、モロッコのシャクシュカ、ザアルック(モロッコ風サラダ)
・スモークサーモンとクリームチーズ
ケーパーとパールオニオン

 

メイン
・レモンフレバーのジュでマリネした鶏胸肉
クミンプラオ(ピラフ)とソテーした野菜添え
・タラの切り身とチェルムーラソース
ローストした新じゃが、ペッパーとオリーブ
・野菜タジン
ドライフルーツクスクスとアメ色になるまでじっくり炒めた玉ネギ

 

ブレッド
・職人のパンのセレクション

 

チーズプレート
・エメンタルチーズ、ブリーチーズ、ロックフォール
クラッカーとイチジクのチャツネ

 

デザート
・アップルタルト
バニラソース
・季節の新鮮なフルーツとシナモンシュガーシロップ

 

・グルメアイスクリームセレクション

 

そして朝食メニューは次となっていました。

 

軽いブレクファスト
・フレッシュオレンジジュース
・グリーンアップルとセロリジュース

 

・季節のカットフルーツのプレート
・ギリシャヨーグルト、ピーチコンポート、トーストグラノーラとナッツ
・シリアル各種
ケロッグコーンフレークもしくはウィータビックス
・牛ミンチのオムレツ
ローストハーブポテト、アスパラガスとトマトソース
・ススティール カット オーツのベリーとクリーム添え
・コンチネンタルブレクファスト
フレッシュオレンジジュース、季節の新鮮なフルーツ、温かなブレクファストペーストリー、紅茶またはコーヒー
・ブレッド
ブレクファストベーカリのセレクション

 

スナックプラッター
ポーチドタラの切り身
シューパンと野菜のジャルフレジ
パン粉衣の海老を詰めたクラブケーキ

 

・ターキーとモッツアレラのインボルティーニ
・ゴートチーズとフェタチーズを詰めた地中海野菜
・アーモンドとミルクチョコレート

 

7時間ほどの飛行時間で2回食事となりますが、カサブランカ空港のビジネスラウンジはしょぼいのでほとんど食べることが出来なかったことより、機内食を美味しく頂くことができました。

 

ドーハから羽田便の機内食メニューは日本語表示もあります。

 

ドーハを朝出発して夜に羽田空港到着となりますので、その時間帯に対応したメニューとなっています。

 

アラカルト

 

朝食
・フレッシュオレンジジュース
・フルーツスムージー

 

スターター
・フルーツプラッター
・ギリシャヨーグルト、パイナップルコンポート、ナッツ入りグラノーラのトースト
・シリアル各種
ケロッグコーンフレークもしくはウィータビックス
・冷製プラッター各種
ビートルートのピクルス、チェダーチーズ、クリームチーズ、ケールの湯通し

 

メイン
・伝統的アラビア風朝食
フェタチーズ、キュウリ、トマト、オリーブ、パリラ、アラビアピタパン
・エメンタルチーズとネギのオムレツ、チキン、スモークターキーのソーセージ
トマトのグリル、マッシュルームとアスパラガス、スチールカットオーツ、ベリーとクリーム添え
・パン
ベーカリー各種

 

朝食
・ミックスガーデンサラダ
ドレッシングをバルサミコ酢、トマトチリ、スパイシーレモン、ザクロからお選びいただけます

 

・ミニスライダー
ビーフとチキンのバーガー、チャンキーチップス

 

和食懐石ももちろん用意されていましたので、おもわずお寿司を頂きました。

 

朝食
・前菜
カニ入り卵焼き、エビの煮物、ハマチの塩焼き、ニンジン、はじかみ
・味噌汁
ワカメとネギ
・台の物
鮭の味噌焼き
もしくは牛肉のすき焼き
野菜の煮物とご飯
・添え物
海苔、醤油、漬物

 

軽食
・お寿司各種
ガリ、ワサビ、醤油
味噌汁

 

 

・牛肉のオイスターソース炒め、チャーハン
アジア野菜とチリガーリックソース

 

カタール航空のビジネスクラスの食事は十分に楽しませてもらいましたが、印象に残ったのは伝統的アラビア風朝食やメゼで、普段あまり食べることができないものを頂くことができました。

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