
今日は1日フェズ観光の日です。
モーニングコールは午前6時30分、朝食は7時からレストランで各自済まして観光の出発は9時でした。
連泊ですから荷造りがありませんので比較的ゆったりしたスタートとなります。
フェズ観光のスタートはメリニデスの墓というフェズの街を見渡せる丘の上に行きました。
生憎この日は朝あまり天気が良くなかったので街はぼんやりとした景色となっていましたが、迷宮と言われるメディナのゴチャゴチャした感じはわかりました。
フェズの全景を見てイスラムの国に旅行に来たという実感もとても湧きました。
こちらにも猫がいて何かもらえないかなと観光客に着いてきます。
ツアーガイドにチーズをもらって頭をなでてもらってうれしそうでした。
こちらには阪急トラピクスのツアーのバスも来ていましたので、トラピクスのツアーでもフェズ観光もこちらからスタートだと思います。
こちらでは展望台のフェンスの外から物売りのおじさんたちがお土産品などを見せてくれるのが面白かったです。
こちらが景色の様子がわかる動画です。
天気が良ければすばらしい展望を楽しめるのではないでしょうか。
展望台から下りたバスはfez moroccan pottery &zellige tilesというフェズ焼きとモザイクタイルの工房に行きました。
まずはフェズブルーが有名な陶器を、轆轤(ろくろ)を使って作っていく工程と絵付けの工程の見学です。
ここで連れ合いが陶器の模様に色付けをしろとスタッフに言われて、記念に撮影をさせてもらったのですが、しっかりチップを要求されて20ディルハムかかりました。
コインを渡そうとしたのですがもっとくれと言われたのでチップを渡すととてもうれしそうでした。
日本円にすればチップは800円ですから良い記念になったかな。
その後タイル細工の作成の工程見学です。
とても細かい作業を人力で行っていました。
テーブルや水栓はとても魅力的で欲しかったのですがとても高価でしたから眺めるだけでした。
その後フェズ焼きが販売されているところに行きお買い物タイムとなりました。
フェズ焼きはとても割れやすいのでしっかりと緩衝材を使って梱包してくれます。
フェズ焼きのミントティーセットがとても魅力的でしたので購入してしまいました。
支払いはカードでもディルハムでもユーロやドル、日本円でも良いとのことでした。
購入したのはこちらで価格は日本円換算で55,000円ほどのものでした。
割れない様に手荷物で日本に持ち帰るのは大変でしたが、キュリオケースに入ったものを眺めますととても満足です。
こちらではトイレに女性スタッフがいましたが無料で使用することができました。
こちらでの見学とフェズ焼きなどの売店の様子の動画はこちらになります。
日本に持ち帰るのは大変でしたが、とても良いおみやげになったと思います。
ショッピングの後は旧市街のメディナの観光です。
現地ガイドの方はフェズ在住の方ですから、迷路の様な道をしっかり案内してくれます。
イヤホンガイドで添乗員の方が右に曲がるとかなどの声による道案内もありましたが、迷いやすい曲がり角などの要所では待っていてくれて人数をチェックしていました。
メディナで迷ったら大変なことになるとしっかり言われました。
道の両側には色々なお店があり、通りは人も多いのでかき分けて進みます。
たまに荷物を積んだ荷車やロバ、馬が通りますので除けるのが大変です。
肉屋に陳列されているものはグロテスクなものもあり、この部位も食べるのというものもありました。
お菓子屋さんもあるのですがモロッコのお菓子はとても甘いそうです。
もちろん迷子にならない様にガイドの方を見失わないように付いていくのが精一杯でショッピングをするような時間はありません。
ムーレイイドリス廟
カラウィーン モスク
ブーイナニア神学校
サボテンの実を販売しています。
市場はすごく活気があって、現地の生活の様子を知ることができてとても楽しかったです。
メディナ観光中に動物の皮からなめし革までに加工する場所のタンネリにも行きました。
現地ガイドの方が皮製品を販売している店が何軒も入っているビルの入り口に入り、こちらでミントの葉をもらって階段を上っていきます。
こちらの建物の屋上からタンネリの全景を見ることができます。
こちらが短いですが様子がわかる動画です。
こちらで皮のなめしと染色が行われているということでとても臭いが大変という情報でしたが、私たちが訪れた11月は気温がそれほど高くありませんのでミントが無くても大丈夫でした。
フェズ在住のガイドの方の話では夏のフェズの気温は44℃から47℃程となるそうで、夏のタンネリは暑さのため大変な臭いとなってしまうそうです。
フェズの夏で気温が37℃ほどの日はローカルの方は涼しいというそうです。
そのためフェズ観光は10月から3月がベストシーズンでおすすめと言っていました。
こちらでタンネリの見学後に建物の中に現地ガイドの方に連れていかれて皮製品のショッピングです。
こちらにあります皮製品はお値段により皮の質や縫製が違ってくるとのことでした。
私はこちらの皮製品の臭いがとても強く感じて気になりましたので買う気にはなれませんでした。
モロッコのお土産として人気のバブーシュを買われている方も多く、試着してサイズを確認していました。
モロッコのナイキだとスタッフは言っていましたが、ショップのスタッフは誰一人バブーシュを履いていなく、スニーカーの方ばかりでした。
もちろんだれも皮のジャケットを着ていませんでした。
お店の方は散策で疲れて椅子に座って休憩している私たちに、皮で作ったクッションカバーが折りたためばコンパクトになるのでお土産に良いと言い、強く勧めてくるのですが購入しませんでした。
面白いのはエメスのバーキンの様なデザインのバッグや他ブランドメーカーのバッグの様なデザインのものもあって、高級品らしく飾られていました。
お買い物の後は再び迷路の様なメディナの観光となりました。
こちらのレストラン入り口にはRestaurant Marocainという看板がありました。
レストランの中に入りますととても大きな空間のレストランでイスラム建築の雰囲気が素敵です。
こちらはツアーでよく使われるレストランの様で他にも多くのツアー客が利用していました。
個人でメディナ観光をしながらでは見つけるのが大変なのではないでしょうか。
ランチの内容は次となっていました。
まずは定番のモロッコ野菜の前菜からはじまります。
タジンはチキンか魚のタジンを選ぶことができました。
魚のタジン料理はスパイシーな味で野菜も多く美味しかったです。
チキンは塩レモンの味付けでボリュームは魚ほどありませんでしたが、おかわりができますので問題ありません。
ただしタジン料理は今まで何回も頂いていますので、少々飽きが来ているのも事実です。
デザートはオレンジとリンゴとザクロでした。
こちらにもアルコール類はありませんでしたのでミネラルウォーターを飲んでいました。
ランチの前に現地ガイドの方に連れていかれたのがサボテンの繊維でできた織物の「サブラ」のお土産店でした。
シルクのようなツヤがあることからサボテンシルクと呼ばれているそうで、シルクとなれば高級というイメージになるからかなと思いました。
最初は買う気は無かったのですが、スタッフがストールをベルベル人がしている様にターバンの様に巻いてくれる実演をしてくれましたら、砂漠観光の際に良いと思って買ってしまいました。
女性用のものは100ディルハム、男性用のものは50ディルハムでしたから写真撮影だけで使うのも良いと思いました。
また織物は綺麗な発色をしていましたのでテーブルセンターにも良いと思い2m×3mと言われたものを購入しました。
こちらは400ディルハムでしたが、日本に持ち帰って実際にテーブルにのせてみますと小さいのです。
言われたサイズよりも小さいので購入には注意が必要です。
サブラをこちらのお店の中で編んでいる様子の動画はこちらになります。
サブラは早朝の砂漠観光で活躍しました。
添乗員の方に家族がミントティーのグラスのお土産が欲しいと言っていることを伝えますと、現地ガイドの方がお土産店に連れていってくれました。
銀製のポットとグラスのセットを勧められましたが、実際にはミントティーは飲みませんのでグラスだけ購入しました。
クリスタル製と言われた銀で装飾されたミントティー用グラスは120ユーロでした。
もうディルハムの手持ちがあまりありませんのでユーロでのお買い物となりました。
もちろん買い物時には値段交渉をしましたので値下げしてくれましたが、安いのか高いのかはよく分かりません。
お店の様子がわかる動画はこちらになります。
もっとじっくりと見て買い物をしたかったのですが、時間があまりありませんでしたので残念でした。
一般家庭でミントティーを頂くというのがフェズ観光に組み込まれていました。
ハミット家に訪問してミントティーを頂くのですが、私たちの前には阪急トラピクスのツアー団体がまだ居るとのことで土産店に立ち寄り時間調整をしてからの訪問となりました。
案内された部屋はミントティーのセットが置かれた20人ほどが入ることができる部屋でしたので、ツアーを受け入れているお宅だと思います。
こちらでミントティーと奥様手作りのクッキーを頂きました。
そして最後には楽器の演奏もして頂けました。
メディナ観光で少し疲れていましたので、甘いミントティーが美味しく感じました。
こちらのハミット家でトイレをお借りしましたが、日本の和式トイレの様なモロッコのトイレでした。
ミントティーを頂いた様子の動画はこちらになります。
まだまだ観光は続きます。
メディナ観光も終わりバスに乗車してモロッコの国王がフェズに来た際に宿泊する王宮前広場に行き門の前で記念撮影をしました。
タイル装飾の門はとてもきれいで記念撮影をするツアー団体がたくさんいました。
そして気づいたのですがこちらにも私たちを撮影するカメラマンが居たのです。
そういえばメディナ観光をしている時もカメラを持って撮影している人が居ましたが、てっきり観光客だと思っていましたが彼も私たちを撮影していたカメラマンだったのです。
そうだとわかれば王宮の門の前でしっかりポーズをとって記念撮影してもらいました。
もちろん翌日のホテルを出た前には撮影した写真が販売されていましたのでしっかり購入させてもらいました。
観光の最後には朝とは違う位置にあるフェズの旧市街を見渡せる展望台に行きました。
宿泊していたホテルに戻ったのは午後5時頃となり、長時間の観光は疲れましたがとても楽しめた1日でした。
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