サン・ジミニャーノのホテルに宿泊したのでサンジョバンニ門の南600メートルほどの場所にある観光バスの降車所には午前9時10分頃に到着しました。
トイレは駐車場横に有料(1ユーロ)のものがあるのでこちらを利用しておきましょう。
まだ時間が早いので街は観光客もまばらです。
現地ガイドの方の話ではフィレンツェのホテルに宿泊したアメリカなどからの団体客の方はサン・ジミニャーノまで来るのに1時間以上かかるのでまだ街は静かですが、午前10時を過ぎるととても賑やかになるそうです。
まずはバスを降りましたらガイドの方がおすすめするサン・ジミニャーノの街を遠景で撮れる場所まで移動して撮影タイムです。
こちらからの街の景色が良いので舗装されていない道を進みました。
この様に遠景で街を写すことができます。
撮影が終わりましたらサンジョバンニ門に向かいます。
この門からメインストリートのサンジョバンニ通りが続きます。
サンジョバンニ通りは歩行者専用と思っていましたら路線バスは走りますし、お店に納品する車も通ります。
市庁舎までのサンジョバンニ通りにはお土産店やバールが並びます。
サン・ジミニャーノの名物はいのししのサラミですが、そのサラミを販売しているお店も何店かありました。
サンジョバンニ通りを進みますと街の中心のチステルナ広場です。
こちらには世界一美味しいジェラートのお店のGelateria Dondoliがあるのですが、まだ観光客が少ないので購入する列は出来ていないのですぐに購入できる状態でした。
現地ガイドの方の話ではGelateria Dondoliに長蛇の列が出来ている場合に並ぶのは大変ですから、同じ広場にあるジェラートのあるお店のCaffetteria Gelateria dell'Olmoでも十分に美味しいのでおすすめですと言われました。
チステルナ広場から進みますとドゥオモ広場です。
ドゥオモ広場では残された14ある塔のうち7つを見ることができます。
ドゥオモは1148年建造建物で、内部に入らなくても外からだけ見ても宗教画のフレスコ画が飾られているのを見ることができます。
それからトスカーナの田園風景とサン・ジミニャーノの街を見るためにモンステタフォッリ要塞跡に行きました。
観光ガイドにはあまり載っていないようですが、現地ガイドの方のお薦めで行きました。
市庁舎の塔へ登らない方はこちらから街の景色を見るのがおすすめです。
そしてフリータイムになりましたので市庁舎の高さ54メートルの塔に登ることにしました。
市庁舎の中庭にある階段を登っていくと本やお土産の販売をしている所があり、そのお店の奥にチケットを販売している窓口があります。
そこでチケットを購入して塔に登りますが、入口には係の人が案内してくれますし、イタリア語と英語でTORRE(Towwer)と表示された看板がありますので問題ありません。
塔への階段は古い石段を登るかと思ったのですが、きちんと整備された後付けの登りやすい階段が設置されていました。
あまり塔に登る人はいませんでしたので、ゆっくり自分のペースで登ることができました。
最後の展望台に出る梯子だけは大変でしたが。
塔の展望台からはサン・ジミニャーノの街を見下ろすことができました。
塔の上での景色を堪能しましたら再び階段を降ります。
途中市庁舎の美術館にも立ち寄れるのですが、バスの集合時間もありますし、お土産店も見たいのでサンジョバンニ通り戻ります。
午前11時近くになりますと観光客も増えてきて世界一美味しいジェラートのお店には列ができています。
また通りには団体旅行客が来てとても賑わってきました。
通りにはマジョリカ陶器のお店があってお土産にできるものがないかと探しました。
スペインで見た陶器の柄に似ているなと思って見ていたのですが、中世末期にスペインで焼かれイスパノ・モレスク陶器がイベリア半島の東部に浮かぶマジョルカ島を経由して運ばれてきたものだそうです。
とても素敵な大きな陶器があるのですが、日本に持ち帰るには大変ですから見るだけで楽しませてもらいました。
お土産店は数多くあるので見るのも大変です。
午後からはシエナ観光となっていますのでサンジョバンニ門の下のバスの駐車場まで戻りました。
もう少し時間があればサンジミアーノの名物のキンギアーレ(いのししのサラミ)をバールで楽しんだり、名物の辛口ワインのVERNACCIA DI SAN GIMIGNANOも揉みたかったですね。
オリーブの木を利用したまな板やボウルもお土産に買って帰りたかったです。
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