
世界遺産チンクエテッレを観光するための列車に乗るためにジェノバのホテルからバスでラ・スペッツア駅に向かいました。
世界遺産チンクエテッレ観光にはバスで行くことが出来ませんので鉄道を利用することになります。
ツアーの予定表ではレヴァント駅に行く予定だったのですが、レヴァントが観光バスの乗り入れ規制がされたとのことでラ・スペッツア駅から列車に乗ることになりました。
日本ではマイナーなイタリアの観光地ですが、ヨーロッパでは人気の観光地のため旅行者が激増しているためのようです。
ラ・スペッツアの街の観光バスが停車できる場所は駅からかなり離れた場所となりますので、ここからバスを降りて駅まで15分ほど歩きました。
観光バス専用のパーキングにはバスが何台もとまっていましたのでやはりラ・スペッツア駅はチンクエテッレへ行く観光客でかなり混んでいました。
駅には有料トイレがあるのですが、トイレの前では長い列ができていました。
列が短くなってから撮ったのですが、少し前まではこの2倍ほどの観光客の列ができていました。
当初乗る電車の時刻は迫っていたのですが、ヴェルナッツァの駅のトイレもとても混むのでラ・スペッツア駅で必ず済ませて欲しいとのことでした。
列車はホームに居たので乗車したのですが、時間が過ぎていても発車する気配はありません。
ドアが閉まったと思いましたらまた開いて乗客を乗せるのを3回ほど繰り返しました。
イタリアの鉄道は定時の運行はまったく行なわれていないとのことです。
列車内はとても混んでいて通路も立っている人が多くとても暑いので大変でした。
まずはラ・スペッツア駅から4番目の駅のヴェルナッツァ駅まで行き、観光後に再び列車に乗り2駅戻ってマナローラ駅で降りて観光をするという予定です。
ヴェルナッツァ駅を降りますと通りには観光客があふれています。
ビーチまでの通りの両脇はカフェやお土産店が並んでいますので楽しめます。
ビーチに行きますと6月にもかかわらずとても暑い日でしたから、泳いでいる方や日光浴をしている方がいましたが、湾内の水面には所々にごみが浮いていてあまりきれいではありません。
それでも景色を見ながらゆっくりビーチを楽しむには最高の場所です。
ここは残念ながら入り江のため海のゴミが集まってしまう場所のようですが、海自体は奇麗です。
ラ・スペッツア駅から乗り込んだ多くの乗客はマナローラ駅で降りたのですが、マナローナに比べますとヴェルナッツァはレストランやお土産店が少ないことから賑わいがあまり無いことからマナローナ観光に行く方が多いのでしょう。
ヴェルナッツァは狭いビーチまでの駅からの通りの両脇の建物はカラフルでお土産店も多く賑わっているのですが、マナローナに比べて人が少ないのでゆっくりと滞在するには良い場所だと思いました。
ゆっくりと美しい海岸と滞在を楽しむできるのでしたら良いと思いましたが、残念ながら短い滞在では本当の良さはわからないと思いました。
ヴェルナッツァの景色を楽しんだ後は再び列車に乗ってマナローラに向かいます。
ヴェルナッツァマナローナに向かう列車は反対方向に進む事からなのかとても空いていましたので朝の混雑している列車とは違い座ることができました。
マナローナは観光客が多く、狭いマリーナまで続く道は混んでいました。
道には土産店やレストランが並んでいます。
マナローナのマリーナにはビーチが無く、岩場しかありませんので海の透明度はとても良かったです。
マナローラの街をビーチと共に眺めることができるフォトスポットがある崖沿いの道を歩きます。
フォトスポットまで行く道を歩くのは大変かと思っていたのですが、多少の上り下りがありますが簡単に行くことができました。
フォトスポットでカラフルな街と奇麗な海の景色を撮った後はお土産店などを見ながら駅の方まで戻ります。
景色が良いポイントの観光の様子がわかる動画はこちらになります。
そして通りにあるバール(ワインバー)でチンクエテッレ内でしか売られていない高級甘口ワインのシャケトラワインがグラスで飲めるという事を添乗員の方に教えてもらいましたので行きました。
バールの名前はLa Cantina dello Zio Bramanteです。
シャケトラワインは当時は9ユーロでしたが、これといっしょに飲むと良いよと固いクッキーの様なものをスタッフがくれました。
ワインも楽しめましたし、トイレももちろん借りることもできました。
通りの気になるお土産店でお土産を買って駅の集合場所まで戻り、その後はランチのために列車に乗ってラ・スペッツアに戻りました。
ランチはマナローラのレストランで頂くことができればビーチリゾートを堪能できて良いと思ったのですが、残念ながらラ・スペッツアのレストランでランチとなっていました。
マナローナ駅は観光シーズンにはとても混むことからか、スリに注意という面白い表示がありましたし、駅員がスリに注意してねと駅で待っている乗客に言って周っていました。
この時期は観光客が多いのでスリもマナローナまで稼ぎに来ているとのことです。
今回の旅行中も他のツアーグループの方がスリにあったから気を付けてという連絡がツアーの添乗員に着信していました。
マナローナ駅へ来る列車ももちろんイタリアですから定時ではなく、5分以上遅れてきましたが空いていましたので再びラ・スペッツア駅まで座って行くことができました。
マナローナ駅からラ・スペッツア駅まで列車で帰ってきて、駅からあるいて10分ほどでランチのレストランのイルジャルディネットil giardinettoに到着です。
時間はすでに午後1時30分ほどでしたから店内は空いていました。
今回は屋内席で冷房を入れてくれましたので快適にランチをすることができました。
当日は6月でしたが暑くてのどが渇いていたのでビールを頂きましたが、イタリアのビールは意外と美味しいと感じました。
料理の内容は次となっていました。
前菜
タコの香り豊かなハーブとズッキーニ添え
タコのグリル、香草とズッキーニ添え
プリモピアット
トロフィーネのペスト添え
ドルチェ
マチェドニア
イタリア風のフルーツポンチ
本日のパスタはリグーリア地方の郷土パスタである軽くツイストしたショートパスタのトロフィーネをジェノベーゼソースで和えたものです。
イタリアではジェノベーゼソースをペストと言います。
ただし今回頂いたパスタはペストソースが少ないのでバジルの風味がとても少なく感じて残念でした。
チーズでもふりかければ印象は変わったかもしれませんが、テーブルにはチーズはありませんでした。
本場のジュノベーゼーは日本ほどソースを使わないのかもしれません、ごちそうさまでした。
ランチの後は本日泊まるホテルのあるサン・ジミニャーノにバスで向かいました。
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