ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の石橋であるカレル橋は、プラハ城方面から降りてきまして渡って観光したのですが、旅行者でとても混雑していてゆっくり写真も撮れないといった状況でした。
全長は約520メートル、幅も約10メートルもあるのですが人が多いのでそれほど広いとは感じません。
橋の上にはお土産物やさんやストリートパフォーマー、似顔絵書きの人などがいてとても賑わっています。
カレル橋は12世紀ほどから何度もかけられてきましたが、度重なる洪水で3度ほど流されてしまっています。
1342年の洪水で流された後で現在のカレル橋が1357年より着工され、60年近くかけて完成されました。
カレル橋はカレル4世の命により、若き天才建築家のペトル・パルレーシュによって当時プラハの両岸を結ぶ唯一の橋として作られました。
その後約600年近くも何度かの洪水にもあっていますが、耐えてきたことは当時の技術がかなりあったということでしょうか。
カレル橋の観光の前に、最近の洪水の跡も見ることができましたが、相当な水位で驚きました。
カレル橋の両脇に立っています聖人像は全部で30体あります。
これらの彫刻はカレル橋に最初からあったわけではなく、17世紀から19世紀に加えられたものです。
カレル橋自体はゴシック形式ですが、これらの彫刻はバロック形式のものが多いことからもわかります。
最初に立てられた彫刻は旧市街側から数えて右側の8番目、プラハ城側からは8番目の左側にあります聖ヤン・ネポムツキー像です。
聖ヤン・ネポムツキー像のレリーフに触れると幸福が訪れると言われていますので、是非探して触っておきましょう。
もう一つの見所の像は旧市街地側からみて5番目の左側、プラハ城側からは11番目の右側にあります日本でもよく知られています聖フランシスコ・ザビエルですが、フランシスコ・ザビエルを支える人々の中に東洋人と言われています像があります。
カレル橋のたもとにはそれぞれに塔が建っていますが、この塔は登ることができまして旧市街側のゴシック様式の塔に時間がある方は上ることをお薦めします。
塔の上からのプラハ城をバックにしましたカレル橋の眺めは絶景で、下からの眺めとは比べ物にならない眺望となっています。
塔は年中無休で4、5月は午前10時から午後7時、6月から9月は午前10時から午後10時、10月は午前10時から午後7時、11月から2月は午前10時から午後5時、3月は午前10時から午後6時の見学時間となっています。
料金は大人70チェココルナ、子供50チェココルナとなっています。
時間のない方は旧市街地側の塔の横、聖フランティスク教会前に公園があり、ここからプラハ城をバックにしたカレル橋のいい写真が撮れるポイントがあります。
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