カオールで宿泊したホテルを午前9時30分に出発してロカマドールに向かいます。
ロカマドールまでは59qですからバスは50分ほどで到着しました。
ロカマドールはドルドーニュ川の支流のアルズー川を見下ろす深い谷にある断崖絶壁にある巡礼地の美しい村で世界遺産です。
150mもの断崖にあるノートルダム礼拝堂にはいくつもの奇跡を起こした黒いマリアが祭られています。
また聖アマドールの遺体発見の聖域にノートルダム礼拝堂は建てられているとのことです。
12世紀以降の巡礼地ということでしたが、今回の観光中には巡礼者に会うことはありませんでした。
現地ガイドの方に巡礼者の方がもらえるメダルを見せて頂きました。
私たちもにわか巡礼者という事で、何かご利益があればと礼拝堂横にありましたショップでメダルを購入しましたが、15ユーロで購入することができました。
持っているだけで神のご加護があれば良いのですが。
バスはロカマドールの礼拝堂に下るモノレール駅のすぐ上の駐車場の場所に停車しました。
ここには有料のトイレがありますので観光の前に済ませておきました。
モノレールは村の礼拝堂横まで断崖絶壁を降りて行きます。
礼拝堂では日曜日のミサが行われていました。
私たちも荘厳な雰囲気の中で、黒いマリア様にお願い事をしてろうそくを灯してきました。
礼拝堂からは階段を下って行くのですが下りの道はそれほど問題なく行くことができました。
礼拝堂から階段を下ったところにあるクロンヌリー通り沿いは、お土産店とレストランが連なっていて巡礼地というよりも観光地といった雰囲気です。
街はずれは美しい村といった雰囲気もありましたが、中心部は観光客でとてもにぎわっていましたので、今まで観光した静かな村の様な雰囲気はありませんでした。
お土産店巡りで鴨のバスケットが可愛かったので、後でこちらをお土産として購入しました。
通りまで下りてきてこちらでフリータイムとなりましたので、お土産として名産品のフォアグラとトリュフの調味料を土産店で購入しました。
お店では何度もフランスパンを小さくカットして味見をさせてくれました。
フォアグラなどはこのお店で作られたものだということです。
トリュフとガーリックのペーストはとてもおいしいのですが、このお店で作られたためか瓶詰のフタの調子があまりよくないものがあり、ガーリックの匂いが少し漏れているものがありました。
購入する際はチェックした方が良いと思います。
ショッピングを終えてモノレールのある場所まで戻るのですが、礼拝堂のあるところまでの道を上るのは大変なので有料のエレベーターもありました。
エレベーターには何人かが乗るために待っていましたので、あきらめて下ってきた階段を頑張って上ることにしました。
この階段は216段もあることから大階段と言われているそうですが、上りではその大変さをしっかり味わいました。
巡礼者はこの階段を上って自分の罪を悔い改めるそうですが、エレベーターを利用しなかったことを悔いる方も多いのではないでしょうか。
観光の様子がわかる動画はこちらになります。
トイレはモノレールの下の駅にもありますので、帰る際はこちらを利用しておくことをおすすめします。
トイレの利用は有料となっていてドアを開けるには50セントが必要です。
トイレの中からは開きますので、トイレのドアを閉めなければ何人でも無料で利用できることになるのですが、あまりおすすめはしません。
モノレールを上ってバスの待つ場所まで行きましたら、この後はレストランで昼食となります。
今日のランチはロカマドゥールのホテルベラロックにあるレストランです。
ロカマドゥールはフォアグラの産地のためフォアグラを取り扱った多くのお土産店がありまが、レストランのランチでも名物のフォアグラと鴨肉を頂きました。
レストランに入って驚いたのは窓が開いているためかハエが10匹ほど飛んでいて、料理にハエがたからない様に振り払いながら食べるといった状況だったことです。
現地の人はハエが飛んでいても平気なのでしょうか。
今回のツアーで利用したレストランでこのようなハエの居るレストランはこちらだけで、料理が美味しかったので残念でした。
フォアグラはテリーヌで頂きましたが個人的にはあまり好みではなく、ソテーの方が良かったと思いました。
鴨のコンフィは塩だけのシンプルな味付けで、表面はしっかりと焼かれてクリスピーで、中は鴨本来の肉の美味しさを味わえるものとなっていてとても美味しいと思いました。
付け合わせのポテトもおいしくかったので完食してしまいした。
くるみのデザートは量が程よく、甘すぎないのでこちらもおいしく頂きました。
ハエさえ居なければロカマドールの名物を十分に堪能できたランチでした。
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