私たちは今までリーズナブルな価格でヨーロッパ旅行が楽しめる阪急のトラピクスを利用していましたが、食事の内容が値段なりでしたので少し不満でした。
そこで見つけたのが阪神航空フレンドツアーで、実際に参加したツアーでの食事が美味しかった事から以降はリピーターとなっています。
今回参加した添乗員の方も阪急旅行社のツアーからスタートされた方ですが、最近は阪神航空フレンドツアーがメインとなっているそうで、フレンドツアーでの食事はとても良いと言っていました。
今回参加したツアーは南西フランス田舎の美しい村めぐり8日間で、今回のツアーの料理も全体的にはとても良かったと思います。
それでは南西フランスのツアーで食べた美味しいごはんの料理を紹介します。
カルカソンヌ
カルカソンヌの城の観光の後でのランチのメニューは名物のカスレとなっていました。
カスレは1,000年続く郷土料理で、戦争での籠城が終わった後に持ち寄った食材で作った料理でそれが郷土料理になったそうです。
ツアーの旅ごはんでの評価ではカスレは塩辛いと書いてありましたのでどんなものかと思って食べました。
カルカソンヌで利用したレストランはブラッセリー・ル・ドンジョンというところです。
レストランの前には食べログの様なプレートが多数表示されていましたので、人気店ではないでしょうか。
カスレはソーセージと白いんげん豆と鶏肉の料理です。
ツアーでの食事の内容はサラダにカスレ、デザートとなっています。
カスレの量が多くないことから塩味は濃いのですがおいしく頂くことができました。
アルビ
アルビの街の散策の終わりにディナーとなり、アルビのレストランのラ・ヴィギエール・ダルビーでロートレックメニューを頂きました。
富豪で美食家のロートレックが好んだメニューとのことで、料理の内容はシュリンプサラダ、タラのバターソース、洋ナシのタルトとなっていました。
メインのバターソースはまるで肉料理のようなソースですが、ロートレックが肉よりも魚が好きだったのでこのようなソースで食べたのでしょうか。
最初にいただいたガスパチョは少量ですが美味しくてワインには合いました。
ワインはサービスで赤または白が1杯だけついていました。
たくさんついでとお願いしましたら分かったようで、グラスにたくさんついてくれました。
デザートは洋ナシのタルトだけでなくマカロンも出して頂きました。
コンク
コンクでのランチはオーベルジュ・サンジャックというホテルのレストランで頂きました。
鴨の砂肝のサラダは初めて食べましたがとても美味しくて量がもう少しあっても良いかなと思えるほどでした。
手作りソーセージも素朴な美味しさで、付け合わせのチーズ入りマッシュポテトと共に美味しく頂きました。
ランチですが赤ワインをカラフェ250mlで頂きました。
デザートはパンナコッタです。
シャトーホテルのシャトードメルキュー
この日のディナーはカオール近郊で宿泊したシャトーホテルのシャトードメルキューのレストランで頂きました。
こちらはミシュランの一つ星ということでとても期待しました。
アミューズはサーモンのクリームソース、フォアグラ風味パテ、大根の皮のワサビ風味でさすが一つ星と思わせるおいしさでした。
次は冷製スープです。
ロブスター風味のイカスミのラビオリは少し塩味が強いと個人的には感じました。
鱸の料理は醤油が使われている和風の味ですが、鱸の臭みが気になりました。
付け合わせもハーブが利用されていて醤油ベースソースと喧嘩してしまう気がしました。
パッションフルーツのスフレは大きすぎて半分も食べることができませんでした。
パインのシャーベットは普通においしいです。
ワインはソムリエのお勧めでChateau de Haute Serreという10,000円ほどの物を頂きました。
フランスのカオール地区が原産と言われていますマルベックの黒ワインです。
ネットでのアメリカのワイン雑誌「ワインエンスージアスト」による100点満点で表すワインの評価法は90点でした。
ロカマドゥールでのランチ
4日目のロカマドゥールはフォアグラの産地のようでお土産もほとんどがフォアグラがメインという場所でした。
ランチでは当然フォアグラと鴨を頂きました。
レストランはホテルレストランベラロックです。
レストランの窓が開いているためハエがとても多く飛んでいて、振り払いながら食べるといった状況でした。
フォアグラのテリーヌは好みではなく、ソテーの方が良かったかな。
鴨のコンフィは塩だけのシンプルな味付けで鴨の美味しさを味わえてとても美味しいと思いました。
付け合わせのポテトもおいしくて完食しました。
くるみのデザートは量が程よく、ハエが居なければ良いレストランでした。
モンティニャック
5日目にラロックガジャック村での観光とクルーズの後、ラスコーから2キロほど離れた村のモンティニャックにあるホテルのle relais du soleil d'orのレストランでランチでした。
モンティニャックのレストランでのランチはスペインが近い場所ということもあってか、生ハムが美味しくてボリュームも満点でした。
フランスの田舎のレストランらしくハウスワインは飲み放題で、味もそれなりのレベルでしたから1人でボトル半分ほどを飲んでしまいました。
子牛のローストもとても美味しく、付け合わせのインゲンと共に完食しました。
ボルドーのディナー
ボルドーでのレストランはパルモン広場にあるL'Ombriereです。
メニューは前菜でハニーがかかったヤギのチーズのブルスケッタのサラダ、メインはサーモンのバターソースです。
デザートはレモンケーキです。
屋内席でしたが、屋外の景色を楽しむことができる席が人気のようでにぎわっていました。
ボルドーですからローカルの方は赤ワインと思っていたのですが、なぜか白ワインを飲んでいる方が多かったのです。
こちらのレストランにはロゼワインがありましたので飲んでみましたが、イメージと違いほんのりピンクといった色のドライなワインでした。
6日目はマルゴー地区にあるシャトーラスコンブでランチです。
通常は3級のシャトーに訪問してワインを試飲して、他のレストランでランチだそうですが、今回のツアーだけはレストランが都合で取れなくて食事ができるシャトーということで探したのが2級のシャトーラスコンブだそうです。
これがまた大正解でシャトーラスコンブのおしゃれで豪華なレストランの食事は今回のツアーで一番おいしいと個人的には思った料理を頂きました。
まずは仕上がっていない2018年のワインの試飲でしたが、まだ青さが残る味で熟成した後の味を想像しながら頂くのだそうです。
食事では2種類のワインを飲むことができたのですが、2018年物もこれほど美味しくなるのだろうかと思えるすばらしいものでした。
まずは2013年の2ndものですが、フルボディの辛口ワインです。
そして2012年のグラン・クリュ・クラッセはさらに美味しく、好みのワインでした。
この日本で購入すると1本10,000円以上のワインがまるで飲み放題の様に食事で振舞われました。
食事の料理はキヌアのサラダ、肉料理とチーズにデザートです。
熟練されたスタッフのサービスもシャトーレストランでの優雅な食事の時間を盛り上げてくれました。
以上が今回の阪神航空フレンドツアーの南西フランス田舎の美しい村めぐりの旅の食事の内容です。
宿泊したホテルでの朝食の様子はホテル記事となっています。
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