コルドシェルシエル観光後にバスに乗り次の美しい村のコンクに向かいました。
距離は105qほどですから2時間ほどで到着です。
村に向かう山道の道路はとても狭く、よくバスと乗用車がすれ違えるなと思いました。
今回も村の手前にある駐車場には自家用車はたくさん居ましたが、観光バスは1台のみでした。
それほど混んでいないということもあり、バスはコンクの村を一望できる場所で停車してくれました。
本来こちらは停車禁止ということだそうですが、警察の取り締まりが無い日曜日だからでしょうか。
私たちを乗せた観光バスは少し離れた駐車場ではなく、村のすぐ隣にあるゲート管理されている駐車場まで進みました。
観光シーズン前ということもあり、こちらには観光バスは私たちのバスだけでした。
コンクの村にはサントフォア大聖堂院付属教会があるのですが、850年頃にコンクに教会を建てるために300q離れたアジャンの教会より、303年に殉教した12才の少女の聖遺物を持ってきて建ててしまったとのことでした。
教会内の奥にランプがあり、その中に彼女の指があるとのことでした。
また、サンチャゴのヤコブ発見とで多くの巡礼者が訪れる村となったそうです。
コンクの人口は269人とのことでかなり小さな村なのですが、観光シーズン前であまり人がいないことからその静かできれいな村を楽しむことができました。
天候が不安定で晴れたり、雨が降ったりの日でしたが、コンク散策中は晴れていて綺麗な写真を撮ることができました。
村の入り口にはヤギが放牧されていてのどかな田舎の村といった雰囲気が十分でした。
ランチはオーベルジュ・サンジャックAuberge Saint Jacquesというホテルのレストランの2階で頂きました。
コンクの村の中心にありますので食事の時だけでなく散策中のトイレにも利用させてもらいました。
ランチでの料理は次となっていました。
鴨の砂肝のサラダは砂肝が温かく、野菜との相性がぴったりで初めて食べましたがとても美味しく量がもう少しあっても良いかなと思えるほどでした。
手作りソーセージも少々固いのですが素朴な美味しさで、付け合わせのチーズ入りマッシュポテトと共にこちらも美味しく頂きました。
料理が美味しそうでしたのでランチですが赤ワインをカラフェ250mlで頂きました。
デザートはパンナコッタで満足のランチでした。
レストランのトイレは入った左端に男女兼用が1か所と、2階に男女別のトイレがあります。
ランチの後に1時間の観光となりました。
観光には現地のガイドの方が付きました。
とても熱心にサントフォア大聖堂院付属教会の入り口にあるロマネスク彫刻の最後の審判について説明されました。
この彫刻は字の読めない方にも日頃の行いによって地獄や天国に行くといったことを見る者に分からせるものとなっています。
中は質素な教会といったイメージでした。
教会の前の広場が村で一番の繁華街でレストランやお土産店が並んでいます。
教会の見学後は自由に散策となりましたのでお土産店を巡ったり、村の路地を入って行ったりして過ごしました。
ゆっくりと美しい村の散策を楽しみました。
天気が良くなりますと5月でも少し暑く感じますが、湿度は無いので気持ち良い暑さです。
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