ラ・ロック・ガジャック観光について

今日はサルラのホテルを午前10時15分に出発して、午前中はラ・ロック・ガジャックの観光です。


ホテルからの距離は13qしかありませんので30分ほどバスに乗れば到着しました。


ラ・ロック・ガジャック村のドルドーニュ川の遊覧船乗り場がある駐車場には、月曜日でしたが多くの車がいました。


ここだけは団体の観光客がいました。


ドルドーニュ川は全長490qのフランス南部を流れる川で、ボルドーでガロンヌ川と合流します。


ラロックガジャックはこのドルドーニュ川の渓谷にある村で、川岸から切り立った断崖絶壁の場所の建物が建てられている村です。





これらの建物は中世に作られたものがそのまま残っていて、特徴のある美しい村となっています。


ラロックガジャックはドルドーニュ川を利用してワイン樽の材料の木材や屋根材の石、チーズなどを運ぶカバール船という運搬船の港としても栄えた場所とのことです。


ドルドーニュ川の遊覧観光船はこのカバール船の容姿を復元したものとなっています。


川から眺めますと村の建物が断崖にぴったりとくっついて建っているのが良くわかるのですが、崩れ落ちてきそうなこの断崖の岩はやはり過去に崩落事故があったとのことで、それほど多くの犠牲は出なかったとのことですが、やはり崩れるようです。



ドルドーニュ川の遊覧は11時30分からですが、11時より前にラロックガジャックに到着したため11時からの遊覧に変更できないかと添乗員の方が交渉しましたが無理でした。


そのため乗船までの時間は、断崖にあるラロックガジャックの村の道を上まで登って観光することになりました。


村の上部には断崖の上に見張り台の様な場所と、その場所に続く木製の階段がありましたが、そこには上ることができませんでした。




ラロックガジャックの村は川岸の道沿いにはお土産店やレストランが多くありましたが、村の中にはそういったお店はほとんどなく、静かな村の石畳みの道となっていました。


坂道の途中で1軒だけ特産品のクルミのオイルを販売していたお店がありました。


村の上からはドルドーニュ川を見渡す景色と遊覧船を眺めることができました。




教会もありましたが、巡礼地ではないことからか質素な村の教会といった佇まいでした。



大きな村ではありませんので散策もそれほど時間がかかりません。








観光時のトイレは遊覧船の乗車券を販売している建物近くの、駐車場に隣接している公園内にあり無料で利用することができます。




こちらで乗船後にトイレを済ましましたらランチのレストランへと向かいます。


レストランはモンティニャックですからバスで45分ほどとなります。

ドルドーニュ川遊覧について

ラロックガジャックの乗船所からカステルノー城のある場所までの往復で1時間弱のクルーズです。









定刻の11時30分になっても船がなかなか出航しないのですが、予約をしている団体客がまだ来ないので待っているとのことです。


しばらく待ったのですが来ないので出航しましたが、舟には6名ほどの他国の観光客と私たちツアーの人だけとなりました。


そのため舟で流されたガイダンスは日本語となりました。


まずはゆっくりと村や岸の景色の説明を聞きながら進みます。


途中で見ることができるベナック城の外観はクラッシクなのですが、実は中世のお城を模して作ったものとのことです。



村の入り口にはライ病患を住まわせていた建物があるのですが、解説では村への侵入を防ぐためのものとのことでした。


ドンムの展望台も左手に眺めることができます。


そして結構立派なお城が右手奥の山の上に見えてきます。



これがカステルノー城で、クルーズ船はこの手前にある石橋近くでUターンをするのですが、私たちの乗った船は団体客の到着を待っていたことから出航の時間が遅れたので定時に出発した舟よりもかなり手前でUターンして帰路となりました。


5月末は新緑がとてもきれいな時期ですから舟からきれいな木々を見ているだけでも癒されます。



途中カワセミも居ました。



残念ながら当日もたまに雨がパラパラとくるのですが、カバール船には電動の布製の屋根がありますので雨を防いでくれるのです。


1時間も川の上を進みますと体が冷えてきますので、5月には防寒着が必需品でした。


ドルドーニュ川遊覧の動画

ドルドーニュ川遊覧の様子がわかる動画はこちらになります。




1時間のクルーズは体も冷えて来て長いと感じましたので、もっと船の速度を上げて欲しいと思ったのは私だけでしょうか。

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