
今日は早朝からの気球遊覧ツアーがあり、ホテルでの朝食後に希望者のみの絨毯工房の訪問があったためカイマクル地下都市には午前10時50分頃バスでの到着となりました。
添乗員からは洞窟内は砂埃がすごいのでマスクを持っている方はマスクをした方が良い事と、洞口内を移動する際に天井が低いため頭が岩の天井に擦ることがあるので帽子を被った方が良いと言われました。
また添乗員のツアー前の連絡で地下都市観光には懐中電灯を持って行くと良いと言われていましたので、我が家は帽子の上から頭に付けることができるコンパクトなヘッドライトを持って行きました。
地下都市内は乾燥しているのでツアーの団体が通った後の通路内は砂埃が舞いあがっている状態でした。
また、地下都市を作った当時の人々の平均身長は130センチ程しか無かったことから通路の天井はとても低いところが多いのです。
私も3〜4回頭を天井に擦りましたが、帽子を被っていたので怪我をすることはありませんでした。
カイマクル地下都市には照明があるのですが、ツアーの方々と数珠繋ぎで歩いていますと足元まで照明の光が届かない時もあって、特に階段やスロープの所は足元をヘッドライトで照らして確認しながら歩くことが出来て便利でした。
カイマクル地下都市内は現地ガイドの方が先導してくれて、少し広くなったリビングや寝室、キッチンやワインの醸造所などの見どころで説明してくれました。
カイマクル地下都市は紀元前700年から800年程前から造られ始めたと言われていて、地下都市の人口は一時は2万人ほども居たそうです。
太陽の光が一切届かない地下都市でどのような生活を送っていたのか想像がつきません。
その様な歴史ロマンとは裏腹に身長175センチの私には低い天井の部分は頭を擦らない様にかなりかがんで歩かなければなりませんし、地下都市内は上り下りの階段やスロープもあり、かなりハードだと感じました。
カッパドキアは地震が無い地域だと分かっていても、この様に地下深くの狭い通路にいて閉じ込められてしまったらなどと考えてしまうと、閉所恐怖症の様になってしまいそうでした。
そのためあまり観光を楽しめなかったのも事実です。
カイマクル地下都市の観光にかかった所要時間は40分でした。
もちろん地下都市内にトイレはありませんので、観光前に有料のトイレを利用しておくことをお勧めします。
トイレの場所は入り口のある建物の右側にあります。
カイマクル地下都市観光後にウチヒサールにある高級な雰囲気があるレストランのELAI(エライ)でのランチとなりました。
ELAIの外観は普通の建物ですが、中に入りますと天井が高くおしゃれなレストランとなっていました。
そしてランチで出された料理の盛り付けもおしゃれで味も美味しいものでした。
料理の内容は次となっていました。
・トルコ風前菜5種
・サラダ
・パチャンガ(トルコハムの春巻き)
メインはビーフの串の炭火焼きか魚の平目のフリッターのどちらかの料理をえらぶことができました。
私はビーフを選択しました。
・バクラバ(ホテルオリジナルスイーツ)トルコアイス添え
・トルココーヒーやチャイ
前菜はサラダの向こう側に並んでいます。
こういった料理を毎日食べることが出来たら、トルコ料理はとても美味しいという事になったでしょう。
ランチの後はバスに乗ってウチヒサール城がよく見える場所にバスを停めてもらって撮影だけしました。
自分たちのスマホなどで撮影をしていますと一眼レフカメラを持った現地の少年が撮影していて、お土産用の枠に入っている撮った写真を販売していました。
記念撮影だけして再びバスでパシャバー地区観光に行きました。
入口の場所はこちらになります。
この日も天気はとても良かったので午後には気温が30℃近くとなって帽子や日傘、サングラスは必須でした。
パシャバー地区は今まで遠くから眺めていたキノコ岩を間近で見ることができる場所です。
キノコ岩の上層の固い岩すぐ下の柔らかい部分はどんどん細くなって行くので、次回にここへ来た時には上の岩が落ちてしまっているかもしれませんと現地ガイドの方に言われました。
キノコ岩は妖精の煙突と呼ばれているそうですが、それはこの岩に妖精が住んでいるという言い伝えからだそうです。
実際には岩には内部をくりぬいて造って使われていた教会があった跡を見ることができます。
ウサギの顔に見える岩です。
いつポッキリと行くのでしょうか?
とても暑い中ミネラルウオーターを飲んで入場ゲートまで戻り、その後は土産店を見てバスに戻りました。
土産店にカッパドキアの陶器は置いていないか探しましたが、欲しくなるようなものはありませんでした。
パシャバー地区の観光の所要時間は50分ほどでした。
今日1日の観光で歩いた歩数は9,789歩となっていました。
カッパドキアの観光はとてもハードでした。
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