
コンヤのホテルを8時30分に出発して途中スルタンハンという町で、トイレ休憩で10時頃にキャラバンサライにバスは停車しました。
キャラバンサライは隊商のための取引や宿泊施設で、石造りの立派なものでした。
トイレはキャラバンサライの建物の横の商店街奥にあり、有料のトイレとなっていて利用料は10トルコリラでした。
トイレ休憩の後はお土産店にてお土産を探しました。
わが家はお土産のTシャツを買いましたが、買い物はトルコリラ、ユーロ、ドルでもできました。
Tシャツは2枚買うので安くして欲しいとお願いしましたらNOと言われましたし、現金で購入したらレシートももらえませんでした。
キャラバンサライの建物の中にはいるのは有料となっていましたが、休憩時間はあまりありませんので外から見て写真撮影をするだけでした。
カッパドキアに到着したのは12時20分頃でしたので、アヴァノスにある200年以上も前の民家を改造したBizim Ev(私たちの家)レストランで昼食となりました。
料理の内容は次となっていました。
・サラダ
・タルハナスープ(アナトリア伝統料理)
・壺焼きケバブ(牛肉のつぼ焼き)
・バクラバ
壺焼きケバブは単品で600トルコリラですから日本円で2,400ほどもするのです。
トルコも今では物価高となっているようです。
テラス席の方には火が付いた壺ケバブが運ばれていましたが、私たちの所には室内の席のためかすでに焼かれた状態で運ばれてきました。
炎に包まれる壺焼きの様子を見たいかたはこちらの動画をどうぞ。
このレストランは人気店のようで店内はとても賑わっていましたので、スタッフも多く忙しそうに動き回っていました。
店内にはワインセラーもあり、瓶のまわりに飾りがあり、キノコ岩となったものも販売されていました。
レストランまで行く道にはかわいいお店もありました。
昼食の後はバスに乗ってギョレメ屋外博物館に向かいます。
14時頃にカッパドキアのメイン観光スポットのギョレメ屋外博物館の駐車場に到着して観光となりましたが、人気のある場所ですから多くのツアー客で賑わっていました。
バスの駐車場から入場口まではお土産店やカフェが道の両脇に並んでいて、トルコアイスも食べることができます。
入場口から入りますと右手の階段下に無料のトイレがあるので、利用しておくと良いでしょう。
私たちが訪れた5月の日は天気がとても良かったので気温が29℃ほどとなり、帽子や日傘、サングラス、ミネラルウオーターは必須でした。
結構斜度のある坂道や階段を登ったり下りたりの観光なので大変です。
砂漠ではないのですが、一緒に撮影したりする観光用のラクダも居ました。
柔らかい火山岩を削った洞窟には聖バジル教会、聖バーバラ教会、りんごの教会、サンダルの教会、暗闇の教会、トカル・キリセ、ヘビの教会の7つの教会があり、教会の壁は精巧なビザンチン様式のフレスコ画と岩の表面に直接絵を描くテンペラとで装飾されています。
ギョレメの教会は1,000年以上の歴史があるのですが、残念なことにフレスコ画などの人物の顔は、抽象的な装飾しか認められなく、偶像が罪深いと教えられた人々によって傷つけられてしまっています。
カランルク・キリセ(暗い教会)には比較的状態の良いフレスコ画があるのですが、残念ながら撮影禁止となっていました。
看板で教会の壁画が展示されていましたのでご紹介しておきます。
ギョレメ屋外博物館の見どころはトカル・キリセ、リンゴの教会、暗闇の教会、サンダルの教会だと個人的には思いました。
岩をくりぬいて造られた教会や住居、修道院はキリスト教徒がイスラム教の迫害から逃れるために地形を活かして造ったものと考えると、初期キリスト教の貴重な遺跡という事がわかります。
ちなみに「Goreme(ギョレメ)」という言葉の意味は見てはいけないという意味の言葉だそうです。
公園内には豆梨の白い花の木があり、満開でとても奇麗でした。
ガイドの方の説明を聞きながら観光をして、沿道にあるお店でトルコアイスやトルココーヒーなどを飲んで駐車場に戻ったのは15時20分でしたから、ギョレメ屋外博物館の観光の所要時間は1時間20分ほどでした。
カッパドキアには多くの奇岩があるのですが、その中で人気なのはらくだの様な形をしたらくだ岩と、2本の大な岩に挟まれるように1本の小さな岩が立っている三姉妹の岩です。
どちらも近くの駐車場まで観光バスで移動して撮影だけする観光でした。
どちらもフォトスポットですから多くの方で賑わっていて、岩をバックに写真を撮っていました。
らくだ岩
道路沿いにあるのでそこから遠景で眺めるだけです。
三姉妹の岩
展望台があって、展望台の一番上が三姉妹の岩が奇麗に撮れるスポットです。
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