シャトードメルキューはフランス南部のオクシタニー地域圏の都市であるカオールにある13世紀のカオールの司祭の邸宅であった建物をホテルに改築したものです。
高台にあることからロット川を真下に見下ろし、ワインの産地ですから広がるブドウ畑と町を見渡すことができます。
ホテルのガーデンも手入れがされていて散策が楽しめました。
プールもありますが私たちが訪れた時期は閉鎖されていました。
シャトーですからこちらで作られたワインも販売されています。
カオールのワインはこの地が原産地である黒ブドウのマルベックを70%以上使用することが義務付けられています。
黒みがかかった濃厚な色合いの黒ワインは是非楽しみたいものです。
私たちが宿泊したのは部屋の広さが32uのガーデンビューのデラックルームでしたが、ツアーの場合はどの部屋になるか当日までわかりません。
建物は古いのですがバスルームやトイレの設備は最新式のものとなっており、お湯や水の水圧も高いので水回りの使い勝手はとても良かったです。
お城の中を探検しますと展望テラスもありカオールの司祭もここからの眺めを楽しんでいたのかなと思いました。
部屋にはデザートとマカロン、水のボトルがサービスで置いてありました。
クローゼットにはティーセットがありました。
優雅なバスタイムを楽しむバスローブもあります。
部屋でシャトーのワインも楽しめます。
インテリアには似合わないテレビで、せっかくなら壁に設置しておいて欲しいと思いました。
水回りも使いやすいですし、アメニティもしっかりそろっています。
ヘアドライヤーはカビの臭いがして使えませんでしたが、シェイバー用のコンセントだけでなドライヤーも使えるコンセントがありますので、持参した日本製のドライヤーが使えてましたので便利で使いやすい洗面台でした。
こういった気づかいができるののさすがだと感じました。
私たちの宿泊した部屋からはホテル正面の庭園を眺めることができました。
部屋からの庭園の眺めはこちらになります。
シャトードメルキューは入り口の壁に2018年のミシュランの一つ星というプレートが貼られていましたので、正真正銘の一つ星レストランです。
ホテルのチェックインが遅れましたので入室するなり着替えて荷物を片付けることなくディナーに行きましたが、部屋にベッドセッティングするスタッフがディナー中に入りました。
時間が無かったので部屋はディナーで着るための着替えた服を脱ぎ捨てて広げたままにしていましたので、ホテルでのディナーで部屋を出る場合にはスーツケースなどの荷物を少し片づけておくべきと痛感しました。
ディナーはツアー明細ではシェフのお勧めコースとなっていましたが、ホテルのホームページにあるおすすめのコースメニューとは内容が違っていました。
ミシュラン一つ星ということで料理はとても期待したのですが、アミューズ以外は個人的な意見としては普通に美味しい料理だと感じました。
特に鱸(スズキ)の料理は醤油ベースのソースが悪いのか調理方法が悪いのか、スズキ特有の生臭さを消すことが出来ていなくて、生臭さを我慢できなくて大部分を残しました。
メインは魚料理または肉料理を選ぶことができれば良かったと思います。
アミューズはサーモンのクリームソース、フォアグラ風味パテ、大根の皮のワサビ風味ですが、こちらはさすが一つ星と思わせる美味しさでした。
これは各自の皿で出して頂けるとさらに良かったのですが。
次は冷製スープです。
イカスミのラビオリは少し塩味が強いと個人的には感じました。
確かロブスター風味と聞きましたが、まったくわかりませでした。
スズキの料理は醤油が使われている和風のソースの味ですが私の身はスズキ独特の臭みがとても気になりました。
ほとんど食べることができませんでしたので、スタッフが残した私の料理を見て和風テイストだが美味しくないかと聞いてきましたが、正直に生臭いということは言えませんでした。
シェフはスズキは臭い個体があるということは知らないのでしょうか。
付け合わせのネギもハーブペーストが充填されていて、和風醤油ベースソースと味的には喧嘩してしまう気がしました。
このハーブベースのソースでしたらスズキの臭みを消せたのではと思いました。
デザートのパッションフルーツのスフレは大きすぎてボリュームが半端ないので半分も食べることができませんでした。
味はとても良かったのですが、フランスの方はこのコブシ大のボリュームをたべるのでしょうか。
パインのシャーベットは口直しになりおいしく頂きました。
ワインはソムリエのお勧めでChateau de Haute Serreという物を頂きました。
フランスのカオール地区が原産と言われていますマルベックの黒ワインです。
このワインはとても美味しく頂きました。
シャトードメルキューのレストランは少しおしゃれをして楽しみたいレストランでした。
レストランでの朝食は午前7時30分から食べることができますが、ホットミールができるのは8時からとのことです。
料理を乗せるお皿にもシャトードメルキューとブドウの柄があっておしゃれです。
生野菜はありませんでしたが、生搾りフルーツジュースなどがあっておいしい朝食でした。
レストランがおしゃれなので、シャトーホテルでの朝食の気分を盛り上げてくれます。
こちらはレストランとバーコーナーの中間にある場所です。
ホテルに早く到着していればウエイティングバーを楽しめます。
朝食では無理ですが。
美味しそうなパイです。
このお皿はかわいくて欲しいと思いました。
自家製のフルーツジャムがそろっています。
パンももちろん自家製です。
ホットミールのマッシュルームは美味しかったのでたくさん食べました。
生ハムもサーモンもたくさん頂きました、ごちそうさまでした。
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