サンテミリオン観光後にマルゴー地区にバスは向かいます。
距離は66qですから1時間30分ほどかかりました。
フレンドツアーでは通常はマルゴー村のレストランでランチとなっているそうですが、今回はレストランの関係でランチができるシャトーのシャトー・ラスコンブになったそうです。
通常の観光場所は格付けが三級のシャトーの見学と試飲とのことですが、今回は二級のシャトーになったのはうれしい限りです。
通常で行くのはシャトー・ジスクールだと添乗員の方が言っていたと思いました。
バスはメドック村のぶどう畑の道を走って行きますので、たまにシャトーも見ることができ、マルゴー地区がワインの産地ということをしっかり感じます。
シャトー・ラスコンブはマルゴー村で84ヘクタールもある最も広いシャトーです。
17世紀に初代オーナーとなった騎士アントワン・ドゥ・ラスコンブ氏によって命名されました。
その後シャトーのオーナーは替わっていくのですが、現在のオーナーである世界的な投資組合のコロニー・キャピタルになってからメルロー醸造の有名コンサルタントのミッシェル・ロラン氏による発酵前低温侵漬や樽の中でのマロラクティック発酵など最先端の取り組みで注目を集めるシャトーとなりました。
シャトーの中にはシャトー・ラスコンブのグッズやワインが販売されていました。
日本でのシャトー・ラスコンブのワインの値段を考えれば買って持ち帰るのが正解だと思います。
私たちはワインをスーツケースに入れて持ち帰るのが大変なことから、ショップでワインは買わずにロゴの入ったトレーナーと鉛筆を購入しました。
今日の現地ガイドの方は日本人女性でしたから直接説明を聞くことができてとても良かったのです。
まずはシャトーのすぐ横にあるブドウ畑に行きブドウ栽培の説明を聞きました。
ブドウ畑の横にバラの花が植えてあるのは観賞用ではなく、ブドウが病気にかかった場合にバラも同様になることから分かりやすくするために植えてあるそうです。
ワイン造りは収穫が全て手摘みで行われるなど醸造前の労力がワイン造りの7割となるそうです。
それからワイン造りの工場見学となります。
発酵タンクや樽詰めされた場所を見せて頂きます。
こちらにはビンテージのボトルが保存されていました。
どんな味がするのでしょうか。
そしてワインの試飲となりますが、やはり出されたのは2018年収穫の市場に出荷されていないまだ若いワインです。
このワインは将来どのような味のワインに仕上がるかを想像して飲むワインなのです。
当然熟成されていないワイルドな味のワインなのですが、この後の食事でワインが飲み放題になるとは知らないのでがんばってグラスに注がれた物を全量を飲んでしまいました。
シャトーラスコンブ見学の短いですが様子がわかる動画です。
この後はお待ちかねのランチとなります。
シャトーの離れにあるレストランでランチなのですが、部屋の雰囲気もとても良くてスタッフの方も熟練された方々で高級感を楽しみながらのランチとなりました。
食事では2種類のワインを飲むことができたのですが、先ほどの試飲で頂いた2018年物もこれほど美味しくなるのだろうかと思えるすばらしいものでした。
まずは2013年の2ndものを頂きますがフルボディの果実味が活き活きと感じられるワインです。
そして2012年のグラン・クリュ・クラッセはさらに美味しく好みのワインでした。
この日本で購入すると1本10,000円ほどのワインが飲み放題で振舞われました。
食事の料理はキヌアのサラダ、肉料理は仔牛のロイン、ブリーチーズにラズベリーキューブのデザートです。
今回のツアーでセットされた食事としてはこれが最後となりますが、とても素敵なランチでした。
レストランの雰囲気も良かったのですが隣の部屋もとても素敵でしたので食事後もくつろいでみました。
シャトー・ラスコンブを出発して折角だからということで第1級格付けのシャトー・マルゴーまで行くことになりました。
もちろんシャトーの中には入ることができませんのでシャトーの前の並木道を歩くだけですが。
飲んだこともない高級ワインのラベルと同じ建物ということはしっかり見て分かりました。
ツアーで見学できればうれしいのですが、出来れば訪れて見たかったと思いました。
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