コロナ禍で阪神航空フレンドツアーのビジネスクラスのツアーに4年半ぶりに行きましたのでその感想をお伝えします。
今回ツアーに参加された方にもお伺いし同意見でしたが、円安と物価高の影響で今回のツアー代金は116万円ほどでコロナ禍前のツアー代金の1.5倍ほどになっていると思われます
確かにユーロの為替も以前は1ユーロ120円ほどだったものが、今回は170円ほどと1.4倍となっていますのでしかたがないと思います。
円安による為替だけでなく、ホテルの宿泊代金も高くなっていますし、レストランの食事も値上げされています。
イタリアの物価は日本と同程度と言う情報をもとにイタリア旅行を選びましたが、イタリアツアーで利用したレストランではプリモピアッテのパスタが最低でも12ユーロでしたから日本円に換算しますと2,000円ほどですから前菜とデザートを含めますとランチでも5,000円を超えてしまいます。
そんな状況でのイタリア旅行での食事はレストランによって不満もありましたが、それなりの内容になっていたと思います。
ミラノのスターホテルツーリストの朝食
イタリア人の朝食は甘いパンなどとエスプレッソが定番だそうで、そいったものは用意されています。
そのためホテルレストランには生野菜などが無いのが不満でした。
チーズはモッツアレラチーズがありましたのでトマトが欲しかったです。
朝食は普段あまり食べないので十分でしたが、オレンジジュースが美味しかったです。
ジェノバでのランチのラ・ロカンダ・セントロリストランテ
ジェノバの徒歩での観光後にラ・ロカンダ・セントロリストランテでランチとなりました。
このレストランは口コミでもリーズナブルで美味しいと評判のお店で、実際にランチも美味しく頂くことができました。
料理は店内ではなく、道路沿いの屋外席で頂きました。
料理はサービスで出してもらったブルスケッタに生ハムの盛合せ、パスタにデザートです。
生ハムの盛合せは美味しかったので食べるのが一生懸命で撮り忘れてしまいました。
パスタはタリアテッレのトッコ・ジェノベーゼです。
デザートはセミフレッドやティラミス、パンナコッタから選ぶことができました。
ドリンクは地ビールを頂きましたが、イタリアのビールは美味しいと思いました。
ジェノバのホテルのスターホテルプレジデントでのディナー
ディナーはホテル内にあるイタリアンレストランのラ・コルテで頂きました。
メニューは次となっていました。
パスタコース
ムール貝、ブロッコリーとチリペッパーのショートパスタ
メインコース
トマト、オリーブとケイパーソースのギルス鯛のパセリポテト添え
デザート
ホワイトチョコレートムースとアーモンドビスケット、ワイルドベリーソース
ワインはリグリア州の白ワインのハーフボトルを飲みましたが15ユーロでした。
実はこのレストランは翌日のディナーでもプライベートで利用しましたが、注文したメニューは美味しいと思いました。
メニューにはリグリア州の伝統的料理にはマークがありましたのでそれを注文しました。
前菜はリグリア風チェリートマトとイワシ(アンチョビ)のフライ、ヨーグルトとレモンクリーム添え 15ユーロです。
これは本当に美味しくもう少し食べたかった味でした。
前菜はもう一品20か月熟成生ハム(パルマ産)、セロリ、メロン、ペストリー添え 15ユーロを注文しました。
イタリアの生ハムは美味しいと思います。
パスタはホームメイドマンディリパスタ ジュノベーゼーソース 15ユーロです。
このパスタのジュノベーゼーソースが濃厚で今回のイタリアで食べたパスタの中で味は一番と思いました。
デザートはデザート&アイスクリーム 9ユーロですがボリュームがあります。
食後酒はおすすめのアマレットを頂きました。
とても満足できるディナーをごちそうさまでした。
スターホテルプレジデントでの朝食
こちらのレストランでも朝食には野菜があまりありませんでした。
甘いパン類はしっかり準備されています。
ポルトフィーノ観光でサンタマルゲリータリグレのアンゴロ・パルマでのランチ
ポルトフィーノ観光後にフェリーの発着場所のサンタマルゲリータリグレにあるレストランのアンゴロ・パルマでランチを頂きました。
こちらでも道路沿いの屋外席でのランチとなりました。
料理の内容は次となっていました。
スパゲッティ・アッロ・スコリオ(シーフードパスタ)
サラダ
湾の魚のミックスフライ
ストロベリーソースのパンナコッタ
シーフードのミックスフライはカラリと揚げられていて美味しく頂きました。
ワインはシーフードに合う冷えたハウスワインの白を頂きました。
こちらの料理は日本人向けのボリュームでしたが、個人的にはもう少し量が欲しいと思いました。
ラ・スペッツアのレストランのイルジャルディネットでのランチ
列車でのチンクエテッレ観光後にラ・スペッツアに戻ってランチを頂きました。
レストランに着いた時間はすでに午後1時30分ほどでしたから店内は空いていました。
暑い日でしたのでイタリアンビールを美味しく頂きました。
料理の内容は次となっていました。
前菜
タコの香り豊かなハーブとズッキーニ添え 12ユーロ
タコのグリル、香草とズッキーニ添え
プリモピアット
トロフィーネのペスト添え 9ユーロ
これが本場のジュノベーゼです
ドルチェ
マチェドニア
イタリア風のフルーツポンチ
パスタはリグーリア地方の郷土パスタである軽くツイストしたショートパスタのトロフィーネをジェノベーゼソースで和えたものです。
出てきたパスタはペストソースの量が少ないので、バジルの風味がとても薄く感じて残念でした。
サン・ジミニャーノのホテルヴィラ・サンパウロのディナー
ホテルヴィラ・サンパウロはサン・ジミニャーノの手前にある丘にあるリゾートホテルで、今回のツアーでの目玉ホテルです。
レストランのランポッラはリゾートホテルらしく素敵でした。
料理は前菜は無くファーストコースからとなります。
リコッタとほうれん草のラビオリ
メインコース
チキン カチャトーラ
デザート
ピスタチオのセミフレッド
ワインも奮発してキャンディクラシコリゼルヴァDOCGのカステッロ ディ ラッダ リゼルヴァで45ユーロを頂きましたが、美味しく頂きました。
ホテルヴィラ・サンパウロの朝食
朝食もリゾートホテルらしい朝の景色の中で頂きました。
料理の写真も撮ったのですが、間違って削除してしまい残念です。
リゾートホテルらしく朝からスパークリングワインのサービスもあり優雅な雰囲気でした。
八角形の開放的で素敵なレストランで朝食を楽しむことができました。
こういったホテルに宿泊したいと思いました。
シエナのレストラン・ピッツェリア・スパダフォルテのランチ
シエナでカンポ広場を望むレストラン・ピッツェリア・スパダフォルテでランチを頂きました。
こちらでも屋外席でのランチでしたが、席が狭くて大変でした。
パスタは名物の太麺パスタのピチですが、私には茹で方が足りなく芯が残っているパスタに感じましたので残してしまいました。
お店のメニューではピチ・アイ・フンギ・ポルチーニというメニューで、ポルチーニ茸入りの大きなスパゲッティのような典型的な生パスタで8ユーロとなっていました。
メインは牛肉の煮込みと白インゲン豆でしたがこちらは美味しく頂くことができました。
こちらの料理はレストランメニューにはありませんでしたので、ツアー用の料理だと思います。
そしてデザートはハウス ティラミス3ユーロです。
気温が34℃もある暑い日でしたのでビールと白ワインを頂いて水分補給?しました。
シエナのフォーポインツバイシェラトンシエナのディナー
フォーポインツバイシェラトンシエナでの宿泊の日にはディナーが付いていませんので個人でホテルレストランのイル・パリオに行きました。
イル・パリオはイタリアンレストランで料理はとてもボリュームがありましたのでシェアして頂きました。
注文した料理は次となります。
前菜はトスカーナ産生ハムと水牛モッツァレラ添え12ユーロです。
生ビールはシエナの近くで生産されている完全オーガニックのクラフトビールで泡も細かく美味しく頂きました。
ワインはトスカーナワインのシルヴィオナルディモンタルチーノ35ユーロを頂きました。
前菜はもう一品ムール貝の詰め物トマトソース12ユーロを頼みました。
こちらはプーリア州の郷土料理らしく、トマトソースが美味しくワインにも合いました。
パスタはカヴァッテリのパスタ、手長海老、ズッキーニ、トマトクーリ、貝類添え16ユーロを注文しました。
シーフ-ドパスタが食べたかったのでこちらも美味しく頂きました。
フォーポインツバイシェラトンシエナの朝食
イル・パリオでの朝食には新鮮なトマトとキュウリがあったのがうれしかったです。
また朝から生ハムが食べ放題でしたからしっかり頂きました。
フルーツはすももがありましたのでヨーグルトと共に頂きました。
オルチャ渓谷ドライブでのモンテブルチアーノのワイナリーレストランのファットリア・プルチーノ・レストランでのランチ
オルチャ渓谷ドライブとビエンツァ散策の後はモンテブルチアーノのワイナリーレストランのファットリア・プルチーノ・レストランでのランチとなりました。
トスカーナワインの名産地のモンテブルチアーノでのワイナリーレストランでのランチと今回のツアーでの目玉レストランだと個人的には期待していたのですが、結果は残念でした。
今回も屋外席でのランチです。
前菜はハムの盛合せとペコリーノチーズです。
ペコリーノチーズは個人的には苦手でしたが、好きな方はとても美味しいと言っていました。
パスタはトリュフソースのペンネパスタです。
デザートはカントウィッチでした。
後から観光バスに乗った団体客が2組きていましたので、このレストランは団体専用レストランかなと思いました。
ワインはスタッフが3種類出て説明していましたが、ビーノノービレの一番高価そうな2019年と2021年のワインは17名に対して各1本しか出されませんでしたので足りないと思いました。
そして7か月しかオークの樽で寝かしていない2023年のモンテプルチアーノの赤は数本出されましたが、若くてブドウの風味もとても薄く美味しくないワインでしたので人気が無く残っていました。
ワインはお土産としてお店の中で販売されていますと言われましたが、やはり誰も購入する人はいませんでした。
トスカーナワインの名産地のモンテブルチアーノのワインを味わうレストランとしては残念でした。
フィレンツェのトラットリア ダッラオステのディナー
フィレンツェの1泊目の夕食はツアーに付いていましたので、トラットリア ダッラオステで熟成肉のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのステーキを頂きました。
レストランの厨房にはフィレンツェ風ステーキ用の熟成肉がつるされているのを見ることができます。
またオープンキッチンではスタッフが大きな包丁でステーキ用の熟成肉をさばいているのを見ることができます。
ステーキでは赤ワインが定番ですが、今回はビールと白ワインを頂きました。
前菜はトマトとトスカーナ名物の鶏レバーのクロスティーニの盛合せです。
メインはビステッカフィオレンティーナですが、これがとても美味しくてもう少し食べたいと思うほどでした。
デザートはレモンシャーベットでした。
こちらはステーキ好きにはお勧めのレストランで、今回のツアーで一番の美味しさのレストランでした。
フィレンツェのホテルのCホテルズアンバシアトリの朝食
レストランの場所は地下にあるレストランではなく、ツアー客専用の会場でとなりました。
トマトやキュウリ、グリル野菜の他にクスクスがあるのが珍しかったです。
イタリアらしい甘いパン類もそろっています。
フィレンツェのオステリア・デッロカでのランチ
フィレンツェの午前中の観光が終わった後のランチはドゥオモ近くのレストランのオステリア・デッロカで頂きました。
料理の内容は次となっていました。
サラダ
カプレーゼ 12ユーロ
トマト、水牛モッツァレラチーズ
イノシシのパパルデッレ 14ユーロ
大きな生?と典型的なイノシシのソース
デザート
ティラミス 6ユーロ
イノシシのパパルデッレはボリュームがすごく次々とお替りの皿が運ばれてきましたが、さすがローカルで人気のレストランらしくボリューム満点です。
当然残してしまいましたが、味はとても良かったと思います。
そしてさらに良かったのは赤ワインの大きなボトルがテーブルにボンと出されていて飲み放題となっていたことでした。
トスカーナの赤ワインのfattoria di palazzuoloですが、これが意外に美味しかったのです。
最後にエスプレッソも出てきました。
この様な美味しくてボリュームもある、ローカルにも評価が良くて人気のレストランでのランチを望んでいました。
フィレンツェのサバティーニでのディナー
フィレンツェの2泊目のディナーは付いていませんので個人でサバティーニに行きディナーを楽しみました。
頂いた料理は次となります。
前菜
トスカーナの伝統料理のグリルしたポレンタのミックスクロスチーニ 10ユーロ
トーストしたポレンタと鶏レバーのパテ、ポルチーニ茸、ビーフソースのミックス
トスカーナ産チーズとアカシア蜂蜜のセレクション 14.5ユーロ
アップルウッドでスモークしたキアニーナのタルタル 18ユーロ
スモーク「キアンーナ」牛肉のタルタル
ワインはキャンティクラシコのおすすめを頂きました。
プリモ・ピアットは2品注文しましたが、1品は名前を忘れました。
黒トリュフ添えポテトのラビオリ 18ユーロ
自家製ジャガイモのラビオリクリームソース添え フレッシュ黒トリュフ
そしてメインは昨日と同じのビステッカフィオレンティーナです。
昨日のも美味しかったのですが、サバティーニのステーキもとても美味でした。
デザートはティラミス10ユーロとモスカートです。
ローマ・マリオット・パーク・ホテルのディナー
夕食はツアーに付いていましたのでホテル内のレストランのブラッスリーで頂きました。
テーブルにはディナーのメニューが置かれて次の様になっていました。
スパゲッティノルマ
トマトソース、ナス、リコッタチーズフレーク添え
鯛の切り身 クリームポテト
アンチョビソース、塩漬け野菜添え
アイスクリーム
スパゲッティノルマはナスとトマトソース、リコッタチーズを使ったシチリアの伝統的なパスタ料理ですが、トマトソースの味がいまいちで美味しさを感じることが出来ませんでした。
メインは鯛の切り身でしたが、アンチョビソースがかかっていないのでスタッフに聞いたところレモンソースに変更したとのこと。
付け合せのマッシュポテトもアメリカンな味で、さすがアメリカ資本のホテルレストランだと思いました。
デザートはピノのような既製品のアイスが皿に乗せられただけのものです。
ツアー最終日のディナーですから期待したのですが、結果は残念なものとなりました。
ローマ・マリオット・パーク・ホテルの朝食
朝食の料理は昨日の夕食の印象とは違いとても美味しい料理が並んでいました。
アメリカ資本のホテルの朝食といった内容です。
朝からたくさんの料理を食べることが出来ませんのでいつも通りの朝食となりましたが、それでも美味しく頂きました。
朝食の料理としてはさすがデラックスホテルらしく満足しました。
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