ハンガリー旅行でのお土産は何がいいかといいますと、やはりハンガリーの名産特産がよろこばれます。
ハンガリーはワインが有名でして、22ものワイン産地があります。
ハンガリーのワインの歴史は1世紀のローマ皇帝の時代までさかのぼり、17世紀にはフランスのルイ14世やマリア・テレジアを虜にした芳醇の味と香りの世界三大貴腐ワインとして有名なトカイ・アスーが誕生しました。
私もハンガリーのレストランで飲みましたが、ハチミツの様な黄金色でとても甘くおいしいのですが、出されたグラスも小さく量が少ないのでお酒の量の必要な方には物足りないでしょう。
ただし格好な値段ですので、おかわりもほどほどにしないといけません。
そのトカイ・アスーと並んで有名なのがエゲルの雄牛の血という意味の赤ワインのエグリ・ビカヴェールです。
3種類以上のぶどうがブレンドされ、どっしりとしたコクとさっぱりとした後味が特徴です。
社会主義の時代には大量生産によりワインの品質が低下してしまいましたが、1990年以降には再び高品質なワインとなっています。
次のお薦めは匠の技が光るヘレンドの陶磁器です。
ヘレンドはイギリスのビクトリア女王やハプスブルク家のフランツ・ヨーゼフ皇帝も愛用し、1851年の第一回ロンドン万国博覧会で数々の賞を受賞した世界に誇る陶磁器です。
ヘレンドは創業以来職人技を一貫して守り抜き、絵付け、透かし彫り、花作りなどの職人は厳しい審査をパスしたもののみですので、精密で高度で豪華な製品がいまでも大人気なのです。
ヘレンドの柄には1850年から作られています「ロスチャイルド・バード」、東洋への憧れのオリエンタルな美しさの「シノワズリ」、1860年代の後半に、ハンガリーの名門貴族のアポニー伯爵からの突然の注文を切り抜けるために、すでにあった「インドの華」というデザインに手を加えて作ったのですが、その後インドの華よりも人気となりました「アポニー」があります。
そして伝統工芸のカロチャ刺繍があります。
ハンガリーには地方によってさまざまな伝統的民族の刺繍があります。
その中でもカロチャ地方の刺繍は、白い木綿に色とりどりの花の模様を施したもので、ハンガリーのお土産としてとても人気があるのです。
18世紀末に誕生した刺繍は当初白い糸しか使用していませんでしたが、壁や家具に色鮮やかな花模様をペイントしますカロチャ工芸のピンガラーシュに影響されて、19世紀末には色が加わり、現在の様な色鮮やかな刺繍となったのです。
テーブルクロスからコースターまで、お気に入りのカロチャ刺繍を見つけるのも楽しいものです。
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